栗田シメイ著

「コロナ禍を生き抜く タクシー業界サバイバル」

栗田氏の「ルポ幡ヶ谷秀和レジデンス」を読みたいと思ったが、

借りられるのが相当先なので、仕方が無く

「タクシー業界サバイバル」を借りて読んでみた。

 

そもそもタクシー業界に興味があった訳でもないし、

少し前の事とは言え、コロナもすっかり落ち着いてしまった感のある今、

苦労しているタクシー業界のナマの声を聞いたところで、

特別な感情は抱かなかった。

 

森沢明夫著

「あおぞらビール」

大好きな森沢氏のエッセイ。10代~20代の若かりし頃のイイ意味での

バカで破天荒で青春を謳歌している珠玉の物語。

年齢も近いせいか、オレにも同じような記憶がある。

読んでいて、思わず吹き出してしまったり、ニヤついてしまったりする

エピソードの数々。

森沢作品の多くは、「夏」に合うように思う。

 

借りてから気が付いたが、同タイトルのドラマがNHKで放送されていた。

知らない役者ばかりが出演していたので、観る気もしなかったが、

森沢氏の原作ドラマと知っていたら、初回から観ていたのに。

見逃したことが残念でしかたないかな。

 

原田ひ香著

「喫茶おじさん」

半年くらい前だったかなぁ、不動前の町中華「味一」に

後輩のIと向かっている途中、いきなりIがカバンからこの本を取り出し、

「良かったら読みます?」と渡された本。

それから読む機会がなく、本棚にしまい込んでいたが、ふと目に留まり

読んでみた。

具体的な名称は書かれていないが、実際に存在する店に

純喫茶が好きな主人公が訪れていき、コーヒーをはじめ、

それぞれの店のお薦めを食しながら、家族や友人達との関係を

綴った内容で、面白かった。Iに感謝。

 

田島木綿子著

「海獣学者、クジラを解剖する」

最近、メディアでもそのお姿を拝見する機会が増えているようにも思う、

国立科学博物館の田島氏。オレの中ではクジラと言えば田島さん、というくらい認識。

(勿論面識などはない。)

先日(7/30)カムチャッカ半島付近で大きな地震があり、その影響で

北海道をはじめ、東北地方でも津波が押し寄せた。

(東日本大震災のような津波ではなかったのが幸い。)

そんな中、千葉の海岸でクジラが4頭も打ち上がって死んでいる、と言う

ニュースを耳にした。

「地震との関連を裏付ける証拠はない」との事だが、田島氏はなぜ海岸に

打ち上がるかを知りたくて研究に勤しんでいる。

そんな学者の田島氏が環境問題なども含め、一般の人達に解りやすく

説いた本。 面白かった。

 

原田ひ香著

「そのマンション、終の住処でいいですか?」

先日読んだ著者の「喫茶おじさん」が思いのほか面白かったので、

原田氏の別の作品を読んでみようと思い、タイトルに惹かれ図書館で

借りてみた。

正直、「喫茶おじさん」ほどの面白さは感じなかったが、『食』を

テーマにした作品が多い作家のようなので、幾つか読んでみようと思う。

 

前野ウルド浩太郎著

「バッタを倒しにアフリカへ」

随分前に話題になった一冊。昆虫好きってこともあるだろうが、

目茶苦茶面白かった。学者にも関わらず、そのウィットに富んだ

文章が笑いを誘う。

" 夢を語るのは恥ずかしいけど、夢を周りに打ち明けると、

思わぬ形で助けてもらえたりして流れがいい方向に向かっていく気がする。

夢を叶える最大の秘訣は、夢を語ることだったのかなと、今気付く。"

なるほどねぇ~。

 

「バッタを倒すぜアフリカで」

「バッタを倒しにアフリカへ」の続編。研究内容なども詳細に記載されていて、

学術書的要素もあるが、今回もウィットに富んだ文章が何とも良い。

前野氏の人柄はマジメで、思慮深く、礼儀正しく、更に優しいひとなんだと思う。

" 良いお金の使い方をすると、後で嬉しい形となって戻ってくることが多い。

プライスレスな価値をひっさげて戻ってきてくれるので、ただ手元でお金を

寝かせておくのはもったいない。これからも良いお金の使い方を心掛けて

いきたい。"は彼の性格を表す良いセリフ。