劇場鑑賞を除き、全てNHK BSシネマで鑑賞した作品。
1日(火)『デッドマン・ウォーキング』1995年 (再)
製作 監督 脚本:ティム・ロビンス
出演:スーザン・サランドン/ショーン・ペン/ロバート・プロスキー
スーザン・サランドンがアカデミー主演女優賞を受賞。
実話をもとに修道女と死刑囚との心の交流を描き、死刑制度の是非を問いかけるドラマ。
カトリックのシスター・ヘレンに、若いカップルを惨殺した罪で刑務所に入っている
死刑囚マシューから寂しさを訴える手紙が届く。
当初は傲慢な態度に憤慨するが、次第にマシューに心を動かされていく…。
死刑囚を演じるショーン・ペンのこん身の演技も胸を打つ。
2日(水)『スパイ・ゲーム』2001年 (再)
監督:トニー・スコット
出演:ロバート・レッドフォード/ブラッド・ピット/キャサリン・マコーマック
名匠トニー・スコット監督が、スタイリッシュな映像美とドラマチックな演出で、
深い絆で結ばれた男の友情を描く傑作スパイアクション。
伝説のCIA諜報員ネイサン・ミュアーが引退を迎える日、かつての部下、ビショップが
中国で逮捕されたとの情報が入る。ミュアーは上層部の判断に逆らい、
独自のルートを駆使してビショップを救出しようとするが…。
3日(木)『放浪記』1962年 (初)
監督:成瀬巳喜男
出演:高峰秀子/田中絹代/小林桂樹/宝田明/加東大介/草笛光子
高峰秀子が貧困にあえぎながらも恋と文学に生きる主人公を熱演。
巨匠・成瀬巳喜男監督が林芙美子の自伝的ベストセラー小説を映画化し、
作家として生きる女性の波乱万丈の半生をつづった文芸ドラマ。
8日(火)『陽のあたる教室』1995年 (初)
監督 :スティーブン・へレク
出演:リチャード・ドレイファス/グレン・へドリー/ジェイ・トーマス
30年にわたって音楽を教え続けた教師の生徒や家族とのふれあいを、
時代を象徴するニュースや数々の名曲を織り交ぜて描く感動のドラマ、という
事らしいが、感動はしなかったなぁ。
15日(火)『プレイス・イン・ザ・ハート』1984年 (再)
監督 :ロバート・ベントン
出演:サリー・フィールド/ダニー・グローバー/ジョン・マルコヴィッチ/エド・ハリス
大恐慌時代のテキサスを舞台に、保安官の夫を失い、幼い子どもたちとひたむきに
生きる女性と、彼女を取り巻く人々を描き、家族愛・人間愛を美しい映像でつづる
傑作ヒューマンドラマ。主演のサリー・フィールドは2度目のアカデミー主演女優賞を受賞し、
共演のジョン・マルコヴィッチの演技も絶賛された。
監督・脚本は「クレイマー、クレイマー」などの名匠ロバート・ベントン。
自伝的な要素を交えた脚本もアカデミー賞に輝いた。
若かりし頃のジョン・マルコヴィッチとエド・ハリスが出演していることは
全く記憶になかったなぁ。
21日(月)『戦場にかける橋』1957年 (初)
監督 :デビッド・リーン
出演:アレック・ギネス/ウィリアム・ホールデン/早川雪洲
アカデミー作品賞・監督賞をはじめ7部門に輝く、巨匠デビッド・リーン監督の戦争映画の名作。
第2次大戦下の日本軍捕虜収容所を舞台に、捕虜の連合軍兵士を使って
橋を建設しようとする日本軍と、人間としての尊厳を求める連合軍との対立、
ひそかに進行する橋の破壊作戦を壮大なスケールで描く。
主題曲「クワイ河マーチ」はあまりにも有名。
有名な映画だが初見。アカデミー賞受賞作で戦争映画の名作と言われているが、
思いのほかつまらなかった。最後は橋が爆発されてしまうが、
爆破を阻止しようとする英国軍捕虜と爆破を進行する英国軍は
戦争の不条理を表しているのだろうか.....。
25日(金)『クイック&デッド』1995年 (再)
監督 :サム・ライミ
出演:シャロン・ストーン/ジーン・ハックマン/ラッセル・クロウ/
レオナルド・ディカプリオ
シャロン・ストーンが復しゅうに燃えるガンマンを熱演、ジーン・ハックマン、
ラッセル・クロウ、レオナルド・ディカプリオ、豪華共演者にも注目の西部劇。
荒野の町リデンプション。権力者ヘロッドが主催する早撃ちトーナメントを
翌日に控えた日、カウボーイハットの美女エレンが現れる。
へロッドに認められトーナメントに参加することになったエレン。だが本当の目的は…。
これだけの豪華スターが出演しているのに、どうしようもない程の駄作。
以前もおそらくNHK プレミアムシアターで観ていると思うが、
内容はところどころしか憶えていない。
30日(水)『HACHI 約束の犬』2008年 (再)
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:リチャード・ギア/ジョアン・アレン/サラ・ローマー
“忠犬ハチ公"の実話を映画化した「ハチ公物語」を「僕のワンダフル・ライフ」などの
名匠ラッセ・ハルストレム監督がハリウッドでリメーク。
リチャード・ギア演じる大学教授と“ハチ"と名付けられた秋田犬の深い愛情と強い絆を
描く涙の感動作。毎朝駅まで教授を見送り、夕方になると駅で出迎えるハチだったが、
教授はある日突然倒れ、帰らぬ人となってしまう。
それでもハチは、来る日も来る日も駅で主人を待ち続けるが…。
健気なハチの姿に思わず泣いてしまう。
渋谷のハチ公像に行列が出来て、記念写真を撮るのも分かるような気がするわ。