4月に小川糸氏の「ライオンのおやつ」を読んで

彼女の別の作品が読みたいと思い、

同じポプラ社から発売されていた「食堂かたつむり」を

図書館で借りてきた。

 

インド人の恋人に全財産を奪われ郷里に帰った主人公・倫子が

素材からこだわった料理を1日1組だけに振る舞う食堂を始める話。

作者が料理が好きなのか、やたら詳細に描かれている。

 

母親からの依頼で世話をしていた豚のエルメスを

母親の披露宴での料理するため、殺し、解体する描写は何だか切ない。

 

生きるということは別の何かの命を頂くこと。

改めて食べるということの意義を考える。

いのちに感謝。