第2次世界大戦下の上海で暗躍する中国共産党、国民党、日本軍の
スパイ達の攻防をスリリングに描いたノワールサスペンス作品。
昨日の5/15、水曜日の割引サービス価格(\1,300)を利用し、
13:45~の上映回をネット予約して、
ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞した。
畑野智美氏の「シネマコンプレックス」を読了したばかりだったので、
映画館のスタッフの動きがつい気になってしまう。
通常、上映の10分前開場のはずが、スタッフの人数が少ないのか、
5分前開場になってしまったが、観客が少ないためか、
入場は滞りなく済み、上映には支障はなかった。
思いのほか女性客が多いのは、主演の一人にワン・イーボーという
イケメン俳優が出演しているからだろう。
映画自体は悪くはなかったが、トニー・レオンが出演しているので、
「インファナル・アフェア」のようなノワール作品を期待していたが、
ハラハラした感じは無かったかな。
それに何となく、中国共産党のプロパガンダ色を少なからず感じてしまった。
まっ、中国国内で観客動員が1,774万人で181億円以上売り上げたのもうなずける。