タイトルから料理関係の小説だと思っていたが、
幽霊まで登場するファンタジー溢れる作品で戸惑った。
但し、森沢明夫作品の醍醐味か、
プロローグが最後にこういうふうに締めくくられるとは
予想だにしなかった。
読者の多くもエピローグを読むまでは、プロローグの人物は
漫画家を目指す翔平だと思っていたんじゃないかな。
エピローグを読み終えて、改めてプロローグを読み返した程だ。
小説の中に心を打つ良い言葉があったので、記しておく。
●「人間の本性は、必ず言葉と所作にあらわれる」
●「自分の心に嘘をつかずに、人生を創っていく」
●「一度きりの人生、人生はあっという間。
自分の好きなこととか、良かれ思うこと以外のことなんて、
多分、やっている暇なんかないんじゃない」