友人Yが最近観た映画の中で、地味だが、
良かった映画として挙げた「after sun/アフターサン」を
ヒューマントラストシネマ有楽町で昨夜観てきた。
映画『aftersun/アフターサン』予告編 - YouTube
彼に聞くまで全く知らなかった映画だが、
映画通のYのお薦めならハズレはないと踏んで、観に行った。
事前に「映画 アフターサン」で検索し、情報を得ると、
レビューのほとんどが高評価で、予告編を観ても
期待出来そうな予感がする。
220もの映画賞にノミネートされ、
71の映画賞を受賞している作品なら、
逆に観なければ損のような感じさえ受ける。
上映しているヒューマントラストシネマ有楽町では
一日1回の上映で、上映開始時間は21:05~。
しかも8月3日までのようなので、慌てて、席を予約した。
通常は2,000円だが、有難い事に、平日割引でなんと1,300円と格安。
10分前くらいに映画館に着いたが、客は30人程度だっただろうか。
こんな集客で、経営は大丈夫なのか、少し心配になる。
さて、映画だが、途中で父親が自殺するのかな、とか、
父親が娘にセクハラまがいのことでもするのか、など
何らかの問題が起こるのではないか、と気をもんでいたが、
物語はたんたんと進み、大きな山場を迎えることなく
エンドロールになってしまった。
正直、「えっ、これで終わり?」という感じ。
オレに、感受性がないのか、物語の深層を読み解く力がないのか、
レビューにある、「今迄で一番良かった映画」や
「悲しくも美しい映画」「心が揺さぶられて、暫く席を立てない」
などの感じはない。
「う~ん・・・・なんだかなぁ・・・」というのが、オレの感想。
みんな、どのあたりに心を揺さぶられたのだろう。
マジで尋ねてみたい。