初めての読む垣谷作品。
金融資産もそこそこあるし、
マンションのローンは完済しているので、
老後の金銭的な心配はほとんどないが、
「老後の資金がありません」という
タイトルに惹かれ、図書館で借りてきた。
個人的には年金詐欺の箇所は現実味がないように思われたが、
今後、訪れるであろう老後についての指南本として、
全体を通して、非常に面白かった。
特に、主人公、篤子の友人サツキの簡略化した
おカネの掛からない葬儀は「なるほど、こう言うやり方もあるんだ。」
と非常に役立ちそう。
母親の葬式では兄夫婦や親戚の眼もあり、とても実行出来そうにないが、
オレ自身の葬式ではサツキの家で実施したような葬儀で充分だ。
白洲次郎ではないが、「葬式無用、戒名不用」だと日々思っている。
棺桶などもどうせ燃やしてしまうのだから、激安のもので構わない。
冠婚葬祭などは分からないことも多いだけに、
事前にネットなどで調べておくことも重要だ。
見栄を張らずに、「足るを知る」ことが大事なのだ。