香港旅行へ行ってきました。
香港は返還前、数年前と今回で３回目。
しかし、亜熱帯の香港は夜になると湿度100％（＾o＾；という・・・
日本ではなかなか想像できない気候でして、夜になると傘は無意味な天然ミストでした。
なので、ちょっとお洒落して飲みに行こう♪なんて色気も空気中の水分で髪の毛はしっとり。。。
お洒落も無意味でした～（笑）
今回の日記は香港の住宅事情について。
今回、３回目の香港でしたが、初めて「一軒家＝戸建」がないことに気づきました。
全ての人がマンション（崩れかけのアパートみたいなマンションもありますが）暮らしです。
そしてベランダが、ほとんどない文化のようでどこでも窓からフックが張り出し
洗濯物を干したり、
階下の軒上に物を置いたり、酷いものはそこを自分の家の物置にしたり・・・・
「在るスペース」は全て使う、という、いい意味でもしぶとさを感じました＾＾。
それにしても、新しいマンションは超高層ばかり。
香港は地震がほとんどないのでこういうことが可能なのですね。
今までで最大の地震でも、1918年の汕頭地震で、震度は今の「震度４～５弱」。
日本と違い、ハリケーンの強風に対する強度の方が重要視されているようです。
しかし、どう見てもバランスが無茶でしょ～？！？な、怖い建物もあったりして・・・
地震国、日本人としては、見ているだけでドキドキしてしまいます＾＾；
そんな中、唯一、日本のホームレスのような住処を発見。
おそらく、中国本土からやってきた方の仮の住まいなのでしょうね。
今、香港では中国本土から出産のためにやってくる人が問題になっているらしいです。
理由は
一人っ子政策の適用外であること。
香港で生まれた子供は香港永住権？ＩＤが得られるということらしいです。
中国でもお金で権利や安心も買える人と、そうでない人、
格差社会になっているようですね。。
街中では中国らしく、麻雀をしていますｗ
返還前は日本語ＯＫのお店はお凄く多かった記憶ですが、
（日本は経済成長真っ盛りだったので、当然か・・・）
以前は繁体字が主流でしたが、
今回はCHINAマネーの進出が激しくなった証として「簡体」という文字が多くなっていましたし
（※簡体字は中国本土で使われており、繁体字は台湾で使われています）
本土からやって来るブルジョアが買い漁るブランド店の多さは尋常じゃなかったです。
おそらく東京以上だと思います。
その代りに、
私が買いたかった中国の伝統工芸品はあまり見ることができませんでした。
以前は香港と言えばタイガーバームガーデンと言われた観光地も今は無くなっているのですね。
香港もどんどん変わっていくようです。
※軟膏薬タイガーバーム(万金油)の売り上げで巨富を得た香港の富豪胡文虎(Aw Boon Haw)により1935年に建設された。胡文虎が1954年に死亡して以降、敷地は少しずつ切り売りされて高層マンション等に作り変えられ、2000年に至って完全に閉鎖された。施設の一部は香港の二級歴史建築に指定されて保護の対象となっている
タイガーバームは本当に優れた薬で、軽傷のやけどは水より氷より効きます。
今回も購入してきました（＾＾）ｖ
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