今年はひょんなことから、世田谷の駒沢から、新宿は神楽坂に程近い牛込への移住が決まった激動の年になりました。
工事期間限定、方角の理由で、西武線方面に仮住まい。
そして仮住まい時期が曼珠沙華という彼岸花の時期にかぶっているので、これは是非見に行かなくちゃ。
しかし、今年は猛暑の影響で開花が一週間以上遅れたので通常は9月の満開が、10月にずれ込んだんですね。
10月は冷麺がメニューから消えるお店が多いので、私にとっては残念・・・
さらに、そのまま節目なく食欲の秋に突入してしまうという、危険極まりない年になっています。。(汗)
さて、素晴らしい巾着田の曼珠沙華を堪能して歩き回り、さぁ、ご飯だ!
本当はお蕎麦を目論んでいましたが、
曼珠沙華のパンフに私の大好物「スンドゥブチゲ」と愛する「坦々麺」の融合 『高麗(コマ)鍋坦々麺』 というものを目にしてから、
曼珠沙華を見ながらも頭の中はこの食べ物でいっぱい☆
帰りがけに絶対に行く!と200%心に決めていたのでした。
お店に着くと、この『花さんしょう』はチェーン店のようですが、『高麗鍋坦々麺』は日高店のみのオリジナルメニューらしいです。
よく考えると、「高麗鍋」といわれるスンドゥブチゲの浅利抜きのような鍋は、韓国由来。
そして坦々麺は中華ですから、不思議な組み合わせです。
どうも、「高麗(コマ)」とは韓国のコウライとは無縁ではなく、この地に韓国の高麗と関係があるようで、
高麗家は高麗神社の神職を勤めてきた旧家だったらしいのですが、この地には韓国料理店も多いことからも
ルーツは朝鮮半島にあるのかもしれません。
そこにたまたま中華の坦々麺の専門店ができ、そこでオリジナルメニューの発祥につながった、ということらしいです。
この「高麗鍋坦々麺」はこの店のメニューの中では一番飛びぬけて高い1000円。
夕方5時までのランチ坦々麺が半分の500円で食べることができるのですから、非常に高額商品です。(汗)
一瞬、悩み、しかし初志貫徹!
しばらくすると、グツグツも度を越した鍋が運ばれてきました。
これでもかってなグツグツで中身はまったく見えません・・・・(><;)
ちょっと底をひっくり返すと、豆腐、キムチなどが顔を現しました。
いただくと、若干の花山椒の香りとキムチのこく。
あまりにも熱いので、ハフハフ言いながら苦戦です。
両方欲張って、満足二倍のような、結局味わいきれない狐につままれたような不思議な感覚☆
同行の香ラー坦々麺はもっと花山椒が効いていました。
それに、餃子280円もいただきました。
ランチタイムが17時までで、その間500円というワンコイン坦々麺が頂けることが
最大の利用術かもしれませんよ~♪
花さんしょう 日高店
(ラーメン
/ 高麗駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.0