娘ちゃんの誕生日。
ずっと「お友達と誕生会をやるから・・・」と振られていたお誘いでしたが
急に「昼間なら時間が空いた~」とメールが。。。。
「ふーんっだ・・・(-"-)」 と思いつつ、手はPCを開けて食べログチェック♪(^^ゞ
そうだ、近いのに行きたくて行けていない『mondo』に予約が取れたら決めよう(*^。^*)
と、予約を確認するとラッキー☆予約が取れました。
が、
その日はあいにくの雨で、
しかも他のレビュアーさんが仰る様に、お店が無いんです。。。。
民家ばかりでどうしても見つからない。
雨の中をボー然としてしまいました。(笑)
やっと見つけたそのお店は民家の横の3mほど?もうすこし狭いかな・・・・?そんな飛び石の置かれている小路を入っていき、
更に半分ほどに細くなった階段を下りて左側に引っ込んだ白い洋館でした。
民家の中をキョロキョロしつつ、まるで他所様の敷地の中に入るような気分なので、
男性一人の時には堂々と入らないと怪しげに見えるかも~(*^。^*)
でも、たどり着いたそこには、可愛らしい建物と、笑顔のソムリエ田村さんが待って下さっていました。
白い、がらんと天井の高い空間を贅沢に使った店内には
窓が外の庭の風景を四角く切り取り、絵画のように楽しめる工夫がされていたり、
色んな想像をめぐらしてクリエイトしたのだろう。。。と想像がめぐります。

早速スプマンテをお願いし
暫くすると一品目が運ばれてきました。
お皿には茄子とトマト、チーズを使った2通りのお料理方法で作られたプリモアンティパストが。
「これは同じ食材で「モダンで現代的な調理方法のModerno(モデルノ)と
古典的料理のRegionale(レッジョナーレ)で作った前菜です。
この後、二通りのメニューをご用意しており
このお皿を参考にお決めいただければと思います。」・・・のような説明をされました。
早速、突き出しのような一皿目
■トマト、茄子、チーズの表現
右のレッジョーナはまさに茄子とトマトのグラタンです。ほんのり焦げ加減のチーズは安定した安心できるお料理を約束してくれているように思えました。
ですが、左のモデルノのお料理はチーズを香ばしく焼いており、その風味と食感が楽しくてPopな創作系です。
念のため、リストを転記しますと
■MenuModerno(\3800-サ別)
中勢似成熟牛のタルタル
イカ墨とジャガイモのピューレ
ムール貝のラグ― コルツェッティ
太刀魚のムニエルor豚の低温ロースト
サフラン風味のミルフィーユ
■MenuRegionale(\3800-サ別)
イタリア各地のハムの盛り合わせ
グラーシュのミネストラ
全粒粉のビーゴリ アンチョビと玉葱のソース
太刀魚のムニエルor鶏のディアボラ
オレンジのオムレツ
悩む。。。
しかし、やはり若人の誕生会にふさわしく、先進的でモダンなお料理がよいな。。。
しかも、魅力的リストの数々。。。♪
モデルノをチョイスしました(*^_^*)
決まると5種類のパンがサーブされます。
とっても計算されたような美しい雑然。
しかも、クミンの香り、チーズの香ばしさ、食感と風味と香りの緩急があるパンたちはとてもキュートで
パリポリ、スプマンテも一気に進みます。(*^。^*)
なんか、この店凄い。
■中勢似熟成牛タルタル
暫くしてやってきたお皿というより黒御影石のようなお皿に花が咲いたように盛られてきたタルタルは
文字の無い説明書のように的確に、そしてキラキラと訴えてきます。
酢の効いたマヨネーズで、トリュフの香りで、飴状に煮詰めたベリーの風味で
それぞれ頂くようになっていました。
この牛の甘いこと!
この時点で私の女3名陣はすでに満足気です。
堪らなくなって、赤ワインを・・・好みを伝えてお願いしました。
セコンドアンティパストの位置づけの3皿目は
イカ墨の黒にじゃが芋の白が泡状のピューレというより、軽いムースになったような
その中にイカのキューブが紛れ込んで食感のアクセントで楽しいグラスです。
しっかり墨のコクと塩分がまるい味のジャガイモとよく合います。
見た目のコントラストも味のコラボも素敵です☆
プリモピアットのお皿は
まるで餃子の皮のようなもっちりとしたパスタです。
ムール貝のラグーというとどんなかな~σ( ・´_`・ )。oO(悩) と思いましたが
クラッシュされたムール貝は、濃縮された海の香りを引き連れて初体験ナお味のパスタ☆
セコンドピアットのメインはロゼ色に綺麗に返信した見た目にもジューシーな豚のローストです。
見た通り、ジューシーで油の甘みとあいまって、それを引き締めるのが
下に敷いてあるクミンを併せたキャベツのフレンチサラダ☆
この添えサラダが又格別に美味しく☆3つ!
■サフラン風味のミルフィーユ
こちらはお願いしていたバースディプレートですが
お店のお心遣いです(*^.^*)v
こんな素敵なホスピタリティも居心地を第一に考えていいるこのお店コンセプトならではの表現だと。

最後の小菓子までゆったりと楽しく堪能して
お喋りが弾む波動も、幸せホルモンも十分堪能できるお店です。
どうもご馳走様でした。
近々、ぜひ再訪したいと思います(*^.^*
mondo (イタリアン / 自由が丘、九品仏、尾山台)
★★★★☆ 4.5