私がこちらに是非伺いたい、と思うようになったのは、フジTV系列の午前の情報番組に

こちらのマスターである笠原さんが お料理コーナーの先生として出ていらっしゃって、

他のジャンルの先生をぶっちぎって 私の琴線にバッチリ触れていたから。

日本料理についての貴重なヒントを先生から随分Getさせていただいています。


ただ、予約が取り難いことは噂で聞いていたので覚悟していました。

実際本当に電話は繋がらず、行こうと決めてから2ヶ月でやっと訪問が叶いました。


連れは やはりお料理の先生をしている友人。

先生といっても美味しいものを、ただただ頂くことに至上の歓びを感じる共鳴者なので

笠原ワールドを堪能するにはBestパートナーです。


駅からは話をしながら歩くこと10分強程度でしょうか?

到着すると割とお客年齢層は高いように感じました。

コースは5250円と8400円の二種類ですが、特に指定しなければ5250円のコースになるらしい?です。


この日のメニューは


■きのこ豆腐の胡桃ソース


コマザワコマダムの徒然日記


きのこの香り高い胡麻豆腐状のネットリしたお豆腐は、きのこをピューレにして葛で練ってある舌触りも麗しく秋の訪れを実感する一品です。

それにかけられた胡桃ソースはコッテリと胡桃の甘さを引き出したもの。

胡桃は元々脂肪分が多く甘みが強いので、擂ったものはまるで和風練乳のようなコクのあるソースになるんですね。

そこに、ほのかに散らした柚子の香りが後から鼻腔で香る・・これからの御料理に期待が高まります。



■揚物・・・ましろと鱧の揚物、金針菜添え


コマザワコマダムの徒然日記 この夏は鱧には一度しかお目にかかれず、以外にも夏鱧を諦めかけた時の揚物で嬉しい一品でした。

美しい器に美しく盛られた鱧は、サクッとした衣の中にほっこり食感で添えられていたのは「梅塩」。

鱧だからなるほど~で、この相性は言わずもがなです。

「ましろ」とは北海道の甘い玉葱です。

この甘い玉葱の揚物の衣は砕いた「柿の種」。

一口頂いた時に口の中に広がった香ばしさと、甘さと若干のピリッとしたあられっぽい風味。面白い!

添え物は百合の蕾の金針菜の素揚げしたもので彩りも華やかな添え物です。




■お椀・・・松茸と帆立しんじょうコマザワコマダムの徒然日記

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鱧の次は秋の松茸♪

なんというグッドタイミングに訪問したのでしょう。。。

上品な薄味のお出汁だから、目でも愛でて愉しい器の蓋を開けた時に立ち上る松茸の香り・・・

日本の五感に訴える料理作家の作品がそこにある感じです(*^.^*)

しんじょうの中には丸ごとの帆立が。。

いやん。幸せ♪



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■お造り・・・新秋刀魚と鯛 酒盗と紫
コマザワコマダムの徒然日記


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またまた秋の味覚、秋刀魚!

しかも初物の新秋刀魚は脂ののったピンクの身、皮には焼けた脂が皮を細かく押し上げた綺麗な焼き色、

その横に透き通って身の跳ね返るような新鮮さがわかる鯛が山葵を伴っています。

ガラスの器に鯛のピンクと半透明の白、山葵の碧とツマの彩り、秋刀魚の皮の照り輝きと、とにかく美しいお造りです。

横には鰹酒盗と切子小皿の紫。

食べてしまうのが勿体無いと感じました。


■焼き物・・・秋鯖と巨峰のおろし


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火の通りを計算し切れ目を入れた秋鯖はいかにも脂ののった、でも脂の香りはしないので新鮮な鯖なのがわかります。

そこに添えられた大根おろしは「巨峰」と合えて、味を付けてある巨峰おろし。

凄いなぁ~・・・大根おろしに巨峰ですよ・・・・☆

スッゴク爽やかなおろしはまるで、生ハムとメロンの関係のように塩分と脂分を上手く繋ぐ役目を担っていました。


■加茂茄子の茶碗蒸し、鶏のそぼろ餡かけ


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キューブの加茂茄子の緩やかな茶碗蒸しで、上層部が王道の鶏そぼろの餡になっています。

鶏出汁が甘い餡が主役で下の卵の茶碗蒸しがソースのような関係の優しい癒やし系茶碗蒸し♪


■お食事を待つ間の・・・いぶりがっこマスカルポーネ添え


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ここの定番メニューですね。

燻製の香りにマスカルポーネは想像に容易い美味しさです。

飲みに徹したらこれだけで何杯も行けそうです。。。w


■留椀・・・赤だし

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ここのお出汁はとても上品でその分、素材の香りが立つように計算されている気がします。

三つ葉の香りと味噌の香りがキチンと立っていました。


■食事・・・土鍋で炊いた鯛飯


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なんでこんなに上品で美味しいんだ!日本人でよかった~。・゚・(ノД`)・゚・。なんて泣きが入る程

おいしい鯛飯はお客さんの 入りに合わせて都度、土鍋で炊かれていました。

お代わりが出来そうでしたが、

ナント!甘いもの喰わずな私はこの日、密かにデザート全種類征服を狙っていたので諦め・・・・(笑)


■デザート・・・本日のデザート(とり将プリン、きな粉アイス、大葉シャーベット、フルーツポンチ、粒餡最中)

これを小盛全種でお願いしました。。。。。

スッゴイ欲張り。。。(*^m^*)

でも、本当に予約が取れずとても楽しみにしていたので是非、このチャンスに一通り味わいたい!!

と、昨晩から心に決めていました。(爆)


とり将プリン・・まさにクレムブリュレです。女性には一番受けるかもしれません。


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 きな粉アイス・・期待を裏切らない、食べてもきな粉のアイス。

   これに蜜が掛かっていてコッテリ、でもくどくない美味しさですよ。 


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 大葉シャーベット・・食事の後で一番さっぱりするデザートですね。

             砂糖水の凍らせたものに後で大葉とワインなどのシロップをかけるそうです。


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 フルーツポンチ・・この日はラフランス、柑橘、生プルーンにジュレの掛かったもので美味しかった♪


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 粒餡最中・・これもここの定番で粒餡は自家製です。

        特筆事項はこの最中の皮が超!香ばしくて美味しいです。是非お試しを☆


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しかし。。やはり無謀でした。。。。。もう。。。お腹がはちきれる寸前!σ(^o^;)

次は 出来れば食事をお代わりして、デザートはシャーベットと最中にしよう(笑)

そして、又根性で電話を架けなくちゃ~・・・・・(*´Д`*)


と、心に誓って帰路に着きました。


笠原マスターもスタッフの方々も質問してもとても気持ちよく応えてくださり、

パフォーマンスも大満足な夕餉の一時、

本当に落ち着いて安心してお食事をいただけ、日本人であることの幸せを五感で味わうことの出来るお店です。

又、伺います☆ご馳走様でしたm(._.)m




賛否両論 (割烹・小料理 / 広尾、恵比寿)
★★★★ 4.0