長女が通いっていた小学校は厳格な校風で有名な私立学校だった。


すると、おのずと校風と性格が合わない児童も出てくるのだが


そんな際に問題になるのは親の態度なのでは?と感じることがあった。


可愛い自分の子供の不満を聞き、いつしかそれが親自身の不満となってしまう。


そうなると親も公然と学校批判をするようになり


子供の学校への反発もエスカレートし、そして辞めていく・・・


それ自体は長い人生の中での選択肢として、決して悪いとは思わない。


ただ、そういう家庭は大凡、学校を変えても 又、次の学校への不満が出てくるのである。


要するに


悪いと思う所を批判するのは誰にでも出来ることであり


本来は そこでどういう折り合いをつけていくか 納得しあうかをもっと考えるべきではなかったか、


と 考えるに至るのである。



今の日本の政治に対して、そういう傾向はないのか?と自問自答してみる。


政党批判がブームになっているかのようなマスコミだが、それに乗せられて


自分のスタンスを明確にしないまま「今が気に入らないから。」


という理由のみで次に乗り換えてしまうと


次でも不満がでてくることは免れないだろう、と思うのである。






映画『消されたヘッドライン』ワシントン・グローブ社日本支社発 市民ジャーナリスト・サイトバナー