「うちの子は優しい子なんです。そんな事をするはずがない。」
「お酒さえ飲まなければいい人なんだけど。」
よく聞く言葉や言い回しだ。
随分前になるが、長女の算数のテストの点について担任と話していた時
「理解しているんですけど計算ミスが多くて・・・・」と話したところ、
「計算ミスも実力のうちです。」
と言われて、ハッとしたことがあった。
人を庇う時にはなるべくその人のネガティブな部分以外に目を向けられるように話すのは当たり前だが
言い訳に使うのは 誰のためにもならない、と思う。
上記の話も
もし何か悪い事をしたのであれば 子供を客観視できない ただの親馬鹿になってしまうし
お酒で 他人に迷惑を掛けるのであれば 率直に認めて問題をぶれさせてはいけない。
受験期の幼稚園児を連れているお母さんが
「家ではちゃんとご挨拶できるんですけど、人前ではなんか出来ないんですよね~」
と なんとか子供を取り繕ったりする事があるが
その子は 挨拶が出来ない、ということなのである。
そういう事をいう家庭で難関校に合格した子を見たことがない、と恩師が言っていたことを思い出す。