最近判明した超重要点について書き留めておきます。 (2022/10/18 23:06 JST 更新)
(少なくとも現代日本において) 果物は厳密にはveganではない場合があるとの事です。
詳細は『転生推定議会(仮)』内のページにまとめました。
「果物は植物性食品だからヴィーガンなんじゃないの？」と思った人もいるのではないでしょうか。
実は、果物全てがヴィーガン向けというわけではないんです。
ワックスに使われているシェラックと蜜蝋はどちらも昆虫の犠牲を強いるものなので、これらの果物をヴィーガン向けではないと表示をしているのです。
シェラックは、インドやタイに生息するラックカイガラムシという昆虫が樹液を吸ってた以外に分泌する樹脂状物質です。
少量のシェラックを作り出すだけでも、数十万匹ものラックカイガラムシを殺す必要があります。
蜜蝋（ミツロウ）は、簡単に言うと「ミツバチの巣」です。
蜜蝋はミツバチの腹部からから分泌される天然の蝋（ロウ）で、ミツバチはこれを捏ねて六角形の部屋を作り出します。
ミツバチの巣を加熱圧縮後、ろ過して精製したものが蜜蝋になります。
ヴィーガンが蜂蜜を食べないように、蜂が働いて作りだされた蜜蝋をヴィーガンの人は避ける傾向にあります。
ワックスは日本では食品添加物として光沢剤に分類されており、表示義務があるものの一括名での表示が認められています。
そのため、「光沢剤」としてワックスが使われていることが表示されていても、何がワックスに使われているのかわからないことも。
ヴィーガンの方は果物を選ぶ際には、有機栽培の果物を選ぶのがいいでしょう。
3.ワックスフルーツ
オレンジ、レモン、ライム、リンゴ、マンゴーなどの果物は、厳密にはビーガンではない場合があります。これは、外観と鮮度を維持するためにワックスでコーティングされている場合があるためです。このワックスコーティングには、蜜蝋（ミツバチ由来）またはシェラック（雌のラック昆虫の分泌物）が含まれる場合があります。).
ワックスフルーツの使用は、一部のフルーツジュース飲料がビーガンとしてラベル付けできない理由です.
実際には、どの果物がワックスをかけられたかを知ることはほとんど不可能です。実用上の理由から、ほとんどのビーガンは動物由来のワックスでコーティングされている可能性のある果物を食べることを選択します.
「場合があります」なので確実ってわけでないかもですが、相当な重大事象。