2014年5月25日 アルプスあづみのセンチュリーライド 160kmコース
5月25日、長野県の松本で開催されたセンチュリーライドのイベント、「アルプスあづみのセンチュリーライド」に参加してきましたよ(゚∀゚)
このイベント、原案・企画協力をいただいているLONGRIDERSのメンバーと毎年参加している、恒例のイベントだったりします。
何故毎年参加しているかというと、新緑の中、雪化粧された北アプルプスを眺めながら走る事ができるという、ロケーションが最高のサイクリングイベントだから…というのと、某アニメの聖地として有名な木崎湖を抜けるルートだから(笑)…。というのが毎年参加している大きな理由だったりしています(笑)。
ちなみに、このアルプスあづみのセンチュリーライドですが、『ろんぐらいだぁす!』の第11話、第12話に登場するサイクリングイベントの元になったイベントで、このエピソードは昨年、三宅大志先生が実際に体験した事が元ネタとなっていたります(笑)。
「アルプスあづみのセンチュリーライド」は例年通り160㎞のコースにエントリー。松本の梓水苑(しすいえん)を出発し、白馬のジャンプ台で折り返してスタートした梓水苑まで戻ってくる、往復160㎞のコースです。
ちなみにコースはこんな感じ。
走行距離が150㎞強に対して、獲得標高が1500m程度なので、比較的平坦といっても言いぐらいのコースです。初めてロングライドにチャレンジするのにはちょうどいいイベントではないでしょうか。
今年は何と1700人近い人がエントリーしたようで、会場に着くと人人人。もの凄い数の参加者で溢れていました。ですが…なんかいつもと雰囲気が違う? 会場を見回すと必ず視界に入る『ろんぐらいだぁす!』のサイクルウェア。
「あれ? なんか『ろんぐらいだぁす!』のサイクルウェアがサイクルチームのごとく、一大勢力になってません!?」
通常のサイクリングイベントでは、同じサイクルウェアを着ているのは、同じチームとして参加したメンバーでせいぜい4~5人程度。ですがどう見ても100人以上の方々が『ろんぐらいだぁす!』のサイクルウェアを着ている模様。こんな状況を見るのは初めての経験。ホントビックリです。『ろんぐらいだぁす!』という作品が、みんなに愛されている証拠だなぁ…と、本当に感動しました。
たぶん「胸熱」という言葉はこういう時に使うんだろうなぁ…なんて思いながら(笑)。
さてイベントの方ですが、今年は3組でエントリーしたので、朝6時40分以降のスタート。ガーミンのデータを見ると、実際には7時10分にスタートしたみたいですね。
イベントの方ですが、天候にも恵まれて順調に走行。という事でサクっと穂高エイドに到着♪
アルプスあづみのセンチュリーライドですが、コース上にあるエイドがとても充実していて、あまりの充実っぷりに、これドリンクも補給食も、何も持たないでスタートしても平気なイベントなんじゃ!? というぐらいに各エイドが充実しているのです。
一番最初の穂高エイドでは、湯多里饅頭と銘菓あずさが配られています。もちろん両方いただいて美味しくいただきました♪ あずさ、美味しいので何個でももらいたいぐらいです(笑)。
ボトルへ水も補給してサクっと出発です。
こんな感じの、信号がほとんどない道を快調に走行♪ 多少のアップダウンはありつつも殆ど平坦基調で、また車の量も少ないので非常に走りやすいです。都市部だと信号ストップの関係上、アベレージで時速15㎞を出すのがやっとぐらいな感じですが、普通に走っていてもアベレージ時速20㎞を維持できる感じで、走っていてとても気持ちがいいです♪
なのであっという間に次のエイド、大町エイドに到着してしまいました。
何気に大町エイドが、食べ物の充実っぷりから、コース上で一番人気があるエイドかもしれません。
アルプスあづみのセンチュリーライドのエイドの中で一番の楽しみ。それがこの大町エイドで食べられる味噌おにぎりです♪ 信州味噌に砂糖とネギを入れて作ったものらしいのですが、これがめちゃめちゃ美味しいのですよ(゚д゚)ウマー
今年は味噌おにぎり以外に新しい補給食がエイドに追加されていました。信州の郷土料理おざんざ。細いうどんの事で、非常にコシがあってとても美味しいうどんでした。おにぎりとおざんざ食べてエネルギー補給はバッチリ。次のエイドに向けて出発です。
大町エイドの次は大町温泉郷エイド。この区間は高瀬ダムや葛温泉などに向かう道を通りながら大町温泉郷まで至るルート。道中川を何回かわたるのですが、そのどれもが橋の上から見る景色が絶景で、どこも人気の撮影ポイントとなっております。
という事でお約束の1枚。魚肉と一緒にマキノ同士で記念撮影です(笑)。
大町温泉郷では、焼き菓子、バナナの他には、漬物バイキングがあります。ロングライドでは汗をたくさんかくので、この漬物で塩分を補給していきましょう。
漬物はどれも美味しくて、タッパーに入れて持ち帰りたいほど(笑)。特にかぶとニンジンの漬物がとても美味しかったです♪ 炊きたてのご飯と一緒に食べるとたぶん最高に美味しいんじゃないかなぁ…と思います♪
ちなみにこの大町温泉郷エイドのすぐそばには、コンディトライ・アン・マリーレというケーキ屋さんがあって、ここでアルプスあづみのセンチュリーライドの時だけ限定で、パリブレストを提供しているとの事だったので、大町温泉郷エイドでの補給の後はこちらへ寄り道。
パリブレストはランドヌールしか反応しないだろう…と、甘く見ていたら大町温泉郷エイドに到着した時点で既に完売してしまったとかorz 去年より大町温泉郷エイドへの到着時間が早いぐらいだったのに、まさか食べる事ができないなんて…残念!
ちなみにパリブレスト以外にも、ケーキやプリンなど、どれも美味しいので、こちらにツーリングに来た場合は、是非とも寄って行ってくださいね。お店の前にはサイクルスタンドもあるので、サイクリストに優しいお店ですよ~♪
大町温泉郷エイドを出ると、160㎞コースの中で一番キツイ区間…山岳のアップダウンが始まります。ちなみに山岳といっても峠を越えるとかではなく、山の中のアップダウンを越えていくだけなので、そこまではキツイ道ではないです。
インナーでくるくる回しながらクリアして、今年から新設された美麻エイドへ到着!
美麻エイドでは、蕎麦の薄皮焼きが配られていました。小さなクレープのような生地の上に、甘いみそを入れて挟んだもの。とっても美味しいです( ´∀`)
ちなみに美麻エイドは、美郷というお蕎麦屋さんの前にエイドがあるのですが、このお店で出している薄皮焼きと非常に似ていました。ひょっとして、美郷のお店の人が、この薄皮焼きを提供していたのかな? ちなみに美麻エイドへの到着は10時半ごろ。三郷は11時開店で、寄り道で蕎麦を食べていくことはできませんでした(笑)。
美麻エイドを出発すると、アルプスあづみのセンチュリーライドのコース中で一番キツイ区間、トンネルを回避する旧道の登り区間が始まります。ちなみにこの旧道区間は、11話で亜美ちゃんの心が折れて、押して登った区間です。
登りの後半にくると、こんな感じで下の道が見える部分が。ここからの眺めを見ていただければ、どれだけ登ってきたかがおわかりになりますでしょうか? 距離は短いですが、途中の斜度が10%オーバーな箇所もあり、中々に登り応えのある区間です。
私はインナーローでくるくるまわしつつ、合間に休むダンシングを挟みつつ、サクっと旧道区間をクリア(゚∀゚)
登りの頂上部分にはストレートな名前の標識が建っているので、お約束の記念撮影♪
その後は一気に白馬まで下って折り返しなのですが…白馬エイド手前で寄り道(笑)。白馬エイドへと行く途中に、人気のジェラートショップ、花彩があるのです♪
参加者のみんなは考える事が同じなのか…。お店にはアルプスあづみのセンチュリーライドの参加者で大混雑状態でした(笑)。途中で売りきれちゃうかも? という心配もありましたが売り切れる前に何とか滑り込み。かぼちゃのジェラートと、メープルのジェラートをいただきました(゚д゚)ウマー
ジェラートを堪能した後は折り返し地点である、白馬エイドに到着。
昨年は白馬への到着がギリギリだったためか、エイドの補給食が豚汁しか残っていない状態だったのですが、今年は去年よりも早く到着したので、おにぎりも残っていました。
赤米? のおにぎりは、ほんのり甘みがあって大変美味しゅうございました。豚汁も最高に美味かったです(゚д゚)ウマー
白馬エイドからの折り返し区間…復路は、佐野坂の登りを越えればあとは厳しい登りは殆ど残っていません。またここからが木崎湖を通るお楽しみ区間です♪
例年のパターンだと、青木湖の横にあるラーメン屋さん、ゼーブリックでお昼ご飯を食べるか、縁川商店でご飯を食べるか…のパターン。さて今年はどうしよう? 去年はゼーブリックでラーメンを食べたから、今年は縁川商店でお蕎麦を食べようかな? と思い、ゼーブリックをスルーして縁川商店へ。
そしたら縁川商店が大混雑。レジの並びが店外にまで伸びてしまうほど。これは蕎麦を食べるまでに1時間じゃ無理かもしれん…という事で、縁川商店はパスして、隣のビストロみぃーやへ。カルボナーラのセットをいただきました。
何気に木崎湖へは10年通ってますが、このお店に入ったのは初めてかも(笑)。アットホームな洋食屋さんという感じで大変美味しゅうございました♪
木崎湖を堪能した後は待望の下り基調の区間。ひたすらペダルを回し先を急ぐ…。何故先を急ぐかというと、この木崎湖から穂高までの間に、寄り道するポイントが2箇所もあるから(笑)。
まずはその1軒目。かぼちゃやま農場へ。ここでは苺の果肉入りアイスをいただきました。ソフトクリームの中に細かく刻まれた苺の果肉がたっぷりと入ったソフトクリーム。大変美味しゅうございました(゚д゚)ウマー
そしてその次は、北アルプス牧場。ここではソフトクリームと飲むヨーグルトがいただけます。なんとジェラート2連発です(笑)。牧場搾りたての牛乳から作られるソフトクリームは非常に濃厚でメチャメチャ美味いので、ここへの寄り道を楽しみにしていたのですが…なんと到着すると、ここも購入待ちの列がお店の外まで伸びるほど…。
あまりの混雑っぷりに、北アルプス牧場はあきらめゴールを目指す事にしました。何気に北アルプス牧場への寄り道はとても楽しみにしていたので、ここのソフトクリームが食べられなかったのは非常に残念でございました(´・ω・`)
そんなこんなで寄り道はしつつも、エイドで長居をする事をしなかったので、結局クローズの30分前に余裕をもってゴール!
ゴール後は『ろんぐらいだぁす!』サイクルウェアを着ていた方々と一緒に記念撮影。先にゴールしてしまった人や、160㎞以外のクラスに参加していた人などは、先に帰ってしまった人も多く、『ろんぐらいだぁす!』のサイクルウェアを着ている人全員で記念撮影はできませんでしたが、それもイベント終了後まで残っていた方々だけでも20人以上の人たちが集まっての記念撮影となりました。
本当に今年の「アルプスあづみのセンチュリーライド」は非常に思い出深いイベントとなりました♪
もし自転車に興味を持ち始めていて、サイクルイベントに参加してみたいと思っている方。「アルプスあづみのセンチュリーライド」に参加してみては如何でしょうか? 雪化粧された北アルプスの山々を眺めながら走る、サイクリングイベントは本当に楽しいです。来年のイベントでは『ろんぐらいだぁす!』サイクルウェアを着て、一緒に参加してみませんか!?
来年もアルプスあづみのセンチュリーライドに参加予定です。
来年こそは仕事を終わらせて、三宅先生も参加しないとですねー(笑)。