前回のブログでは、彼女の留学時代の恋について書きましたが
今回は、フランスでの恋の話。
アラブ系移民の彼女はイスラム教徒。
白人のフランス人とも恋愛をしましたが、留学時代に付き合った
アフリカンに勝る人に出会えず、結局全部彼女からお別れ。
そこで、彼女はフランス在住のアラブ系移民専用の出会い系サイトに登録し
9歳年下のアラブ系移民と出会いました。
その9歳年下の男性は、自身のプロフィールに
「結婚を視野に入れた交際の出来る人を真剣に探しています。」
と書いていて、彼の方から、私の友人デリにチャットをして来たそうです。
2人は意気投合し、翌日に会う事になり、その翌日には彼は友人デリの部屋に来て
一夜を過ごしました。
でも、彼からアイラブユー(日本で言う「好きです。付き合って」)の言葉が
無かったので、友人デリは「私は真剣に付き合う恋人を探してるから」と伝え、
彼とはもう会わないことに決めました。
でも数日後、彼の方から
「今まできちんと女性と付き合ったことがないので、愛するという気持ちが
まだよく分からない。でも努力してみる。だからまた会いたい。」
との申し出があり、彼を信じてもう一度会う事にしました。
それから彼は仕事が終ると毎日友人デリの家に来て、
ご飯を食べて、一緒にテレビを見て、寝る。。を繰り返しました。
そうして1ヶ月が経ったのに、彼はやっぱり「アイラブユー」を言わないのです。
友人デリは、彼の気持ちを確かめました。
彼の返事は
「やっぱり愛するという気持ちが分からない。このままの関係ではダメなのか。」
という、なんともいい加減なもの。
「愛してないなら、なんで毎日私の家に来て泊まるの?」とデリが言い、
口論の末、また別れました。
1週間後、彼は
「君のような居心地の良い女性は初めてだ。
もしかしたらそう思う気持ちが愛なのかも知れない。
真剣に愛するという気持ちに向き合いたいから、もう一度やり直したい。」
と連絡をしてきました。
友人デリは悩んだ末、もう一度だけ彼を信じることにしました。
その日から、また彼は、仕事が終ると毎日デリの家に来て、食事をして、泊まり
そんな半同棲生活は8ヶ月も続きました。
8ヶ月の間、35歳のデリは彼が将来の話をしてくるのを信じて待ち続けました。
でも、やはり彼の口から一向に将来の話は出なかったのです。
それどころか、デリの家族とも、友人とも一切会おうとしない。
デリの友人が来るというと、彼は自分の家に帰ります。
そんな曖昧な状況に耐えられなくなったデリは、彼にもう一度聞きました。
デリ「私との将来のこと、どう考えてる?」
彼「どうって?」
デリ「結婚とか」
彼「君とはしない。田舎に帰って、処女の女の子と結婚する。」
デリ「じゃあ、なんでサイトであんな事書いて、私と会ったの?」
彼「だって、やりたいんだもん。男だから。
第一、家族にネットで出会った彼女なんて紹介出来るわけないでしょ?」
デリ「じゃあ、いつ私と別れるつもりだったの?」
彼「君がこういうことを僕に問いつめて来たら。」
。。。。
イスラム教徒の男性全てがこうとは言いませんが、実際とても多いんです。
特に、先進国に移り住んだ移民2世以降に多い。。
先進国の便利さや、快楽を享受する一方で、
自分のルーツであるアラブの文化が唯一清く正しいと崇拝し、
イスラムを都合の良い様に美化し、解釈する人たちが。
自分はイスラムで禁止されている婚前交渉をするくせに、女性には処女を求める。
処女じゃない女性を、人とも思わず、そもそも女性なんて家事をして子供を産む
道具ぐらいにしか考えていない。
デリは、こんな風に尊厳を根底から打ち崩される形で突然別れを告げられました。
「今でしょ!」というのが流行りましたが、彼女は
「いつ別れるの?」「今でしょ」という、まさにコンビニにでも行くぐらい気軽に
別れを告げられたのです。
こんなヒドイ別れ方ってあるのでしょうか。残酷すぎます。
彼女は体重が10kg近く落ち、
イスラムで禁止されていなかったら自殺したんじゃないかと思うほど悲しみに明け暮れました。
同じような苦しみを味わってるアラブ系移民の女性は多いと聞きます。
先進国で育ったアラブ系移民の男性は、同じく先進国で育ったアラブ系移民の女性は
先進国の教育を受け生意気だからと、両親の出身国へ嫁探しに行く人も少なくなく
また、白人との恋愛も双方の両親の反対に合ったりと様々な障害があり、
圧倒的な苦境に立たされているそうです。
そんな彼女は先日行ったヨルダン旅行で、“運命の人”と思われる人に出会いました。
運命の人ではなく、“と思われる人”と書いた理由は、次回書いてみたいと思います。
つづく