レーサー その2 | 長過ぎても来て欲しい春

長過ぎても来て欲しい春

39歳 独身。40歳までに結婚!を目標に日々奮闘中。

こんな男前の人が来るなんて。。。

まるでヤル気無しの、男のような格好で来てしまった事を後悔しながら
挨拶を交わす。

では、行きましょうと予約してくれているレストランへ向かう。
着いたのは、とてもお洒落な東南アジアのリゾートホテル風レストラン。

なんだか、すごい体験。。。
と思いながら、席に着き、メニューを選んで、一息つく。

そして、色々なことをお互い話し始めました。


話し始めて5分も経たないうちに事件発生。


実は、
彼は、私と同じ歳ではなく5歳上。しかもバツイチ。

正直に話してくれたのは良いけど、なんだか微妙な気分。

子供はいないし、家を購入してしまった等の負債もないとのことなので
ま、しょうがないか。と、思う事に。。。
第一、世の中そんなに甘く無いと40にもなれば分かってきたし。

でも、それより気になったのは、そんな重大事項を告白する際の話し方。

こんな大事なこと嘘ついててゴメン。といった感じはほぼなく、
どちらかというと、
「逃げも隠れもせん。なんでも聞いとくれ。」と言った意味不明な傲慢さを感じる態度。

この人、男前すぎるこの顔のお陰で、かなりのことを許してもらいながら
生きて来たんだろうな~。。。と感じずにはいられませんでした。


ま、でも私も許すしかない、許しちゃう?
もうすぐ40の女が、こんなことで許す許さないとか言ってる場合じゃない。
それに、こんなに男前じゃないか。こんな男前に二度と出会えないぞ。
と自分に言い聞かせ、その悪い印象と良くない直感には蓋をすることに。
(でも実は、私の好みの男前ではなく、一般論としてのとびきりの男前。たぶん。。)


ちなみに彼の職業は会社員をする傍らで、バイクのレースにも出て
国内でそこそこの成績をおさめてるレーサーでした。


こんな人いるんだな~。。。なんで離婚しちゃったんだろ。
と思いながら、でも、なんで離婚したのか分かる気がする。。
きっと捨てられたんだろうな。。。とか思っちゃうのが
人生を無駄に長く生きて来た悲しい証。

決して口には出来ないそんな事を思いながら、
食事を終え、駅まで送ってもらい、帰宅の途につきました。




つづく