「桃」

原産地の中国では

多くの花と果実をつける「多産のシンボル」です。


多産(多子)とは、強い生命力をもつことのあらわれです。


その他、桃は「魔を払う力を秘めた霊的な仙木」とも崇められてきました。


今も中国には、新年を控えた除夜、紅紙の吉祥の対句を書き、門の

戸に貼る「春聯(しゅんれん)」という風習があるそうです。


これは6世紀ごろ、桃の木の板に神像を描き、呪寿(じゅじゅ)の言葉を

記して魔除けにした「桃符(とうふ)」の名残とか。


【今日の万葉集】

いめ あ   くる                 か さぐ      て  ふ

夢に逢ひは 苦しかりけり おどろきて 掻き探れども 手にも触れねば

                                 大伴家持

<一首の意>

夢の中で抱き合うのは くるしいことよ
目覚めて掻き探っても あなたを 手にさえ触れられないのだから


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先日桃狩りのお話をしましたが、今回は「桃」のおはなし。


甘い香りととろけるような果肉が桃の魅力ですね。


植物繊維やカリウムに加え、カテキンも豊富で、ガン予防や

アンチエイジングの効果も期待できます。

(もっと食べなければ・・・)


桃と聞くと、傷つきやすい柔らかな実を思い浮かべます。

意外にも、桃は固い殻に覆われたナッツの一種・アーモンドと

同一原種らしいです。(知らなかった!)


中央アジアに自生していたモモ亜種の祖先種のうち、西域で

変種したものがアーモンドとなり、東方の中国に根付いたもの

が桃に進化したといわれています。


古くから中国で栽培されていた桃は、シルクロードを通ってトルコや

ギリシャに伝わり、4世紀の中頃にはフランス、オランダ、ベルギー

などに伝播。16世紀の中頃には、海を隔てたアメリカ大陸に伝わり

ました。


日本には稲作とともに縄文時代後期から弥生時代前期にもたらされた

との説が有力です。


栽培は平安時代にはじまり江戸時代に本格化しました。


【今日の万葉集】

つくよみ ひかり き           やま      とほ

月読の 光に来ませ あしひきの 山きへなりて 遠からなくに

                       湯原王

<一首の意>


この月の光を頼りにおいで下さい。

山が邪魔して 遠いというわけでもありませんのに。

(品よく、いろっぽいですね・・・)


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最近は何かとせわしく、仏像彫刻も延び延びになっています。


今は地蔵菩薩に挑戦中。


彫りだすとあっと言う間に4~5時間は経ってしまいます。



ドンSR(社会保労務士)の一筆啓上-仏3

もうすぐ父の新盆。

間に合うか・・・



ドンSR(社会保労務士)の一筆啓上-仏1



ドンSR(社会保労務士)の一筆啓上-仏2

【今日の万葉集】

あひおもはぬ ひと おも おおてら がき しり     ぬか

相思はぬ 人を思ふは 大寺の 餓鬼の後に 額つくごとし

                   笠女郎

<一首の意>

思ってもくれない人を思うなんて
大寺の餓鬼の後に廻って額を地につけて拝むようなものです


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