85歳の誕生パーティーの日に命を落とした大富豪。自殺ということで処理されたが、家族親族はみな腹に一物ありそう。
登場するのは名探偵ブノワ・ブラン!
ということで超オーソドックスなミステリー作品。かと思いきや始まってしばらくすると倒叙ものの様相を呈してきます。
隠ぺいを図る犯人vs暴こうとする名探偵…というほど丁々発止ではないのが少し緊張感に欠けるかも。
終盤の畳みかけは見事。ブノワ・ブランの言葉を借りれば「ドーナツの穴にぴったりはまる。」ように伏線が回収されていきます。まあ、新本格推理小説的な厳密さで行けばまだ色々穴もありそうですが、古き良き名探偵ものとしては充分なクオリティです。最後の最後、もう一回ひっくり返してイヤミスっぽくなるかと思いましたが、そんなことはなくまずまず気持ちいい後味です。
これ、2時間10分なんです。第2作、3作とあるんですが、どんどん長くなってるんですよねえw見るのはかなり気合がいりますが、暇な時に見てみるかな?w
