「PJ 〜航空救難団〜」第2回感想 | 感想亭備忘録

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今回もバリバリ昭和スポ根ストーリーをバリバリ見せてくれました!いやぁここまで徹底すると痛快ですね。

「自分の限界を超えろ」だの「仲間を信頼し絆を築け」だのの暑苦しく重苦しくなりがちな主張を、基本のコメディタッチな描写で緩和しながら、ベタではあるが感動的な結末に持っていく。

こういうしんどい系のお話の見せ方としてはとてもいいバランスなのかと思います。

 

今回は唯一の女性訓練生・藤木(石井杏奈)を中心に据えたお話でした。「男性に負けたくない」「女性だからと下に見られたくない」という主張が強すぎるがゆえに独善的になり過ぎた彼女がそれをどう克服するのか、という筋立て。オーソドックスではありますが、面白く見れました。

 

昭和スポ根礼賛になり過ぎないように、令和的価値観である教官の娘を配置することで、令和を生きる視聴者が物語に入りやすくなっているところは秀逸だと思います。

 

しかし、今期自分が面白いと思ったドラマが、昭和的価値観満載の本作と、令和的なものを極端にデフォルメして見せた「なんでわたしが神説教」の2作なのは、自分的に興味深いです。この2作品を見続けることで自分の心の中も覗き見られるかも?と思ったりもします。両作品とも失速しないで頑張ってほしいところ。期待します。