今回は人情噺にガッツリ振りましたね。
下町の濃ゆい人間関係がありながら、多少の異分子なら気にせず受け入れる都会のおおらかさもある、人情噺を展開するにはうってつけの舞台です。
同時に今回は主人公二人、鈴鹿央士演じる祝左右馬と、松本穂香演じる浦部鹿乃子の関係性の深化も描かれました。
主に人とかかわることに恐れを抱く鹿乃子に左右馬が寄り添う形で、いやもう恋愛ドラマなのか?というぐらいにいい雰囲気でした。
最後の滲みだすような「月がきれいですね」は鹿乃子の安心、安らぎ、信頼を表すステキなセリフでした。「月見そばを食べて帰りましょう」という生活感あふれる返しも、粋に感じてしまいます。
このまま「なぜ噓をついたのか。」を中心にした人情噺を、下町の人たちそれぞれを描きながらやってくれるだけで、のんびり見られるいいドラマになりそうな気がするんですが…。
次回は予告を見る限り横溝正史風の因習まみれの旧家を舞台としたミステリーっぽいんですが…大丈夫でしょうか。今までのところミステリ要素はかなーり薄味なんですが。どうなんでしょう。推理モノとして楽しめるかどうかは次回の出来次第ですね。
