「オクトーseason2」1話、2話感想 | 感想亭備忘録

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松井玲奈さんの無表情がめっちゃ怖い!

目を白濁させる特殊メイクも怖かったんですが、そんなメイクなくても無表情で無反応で佇んでいるだけでちょっと背筋が凍るような迫力があります。もともとのお顔立ちが整っているからこそなんでしょうねぇ。昔から美人が演じる幽霊は怖いって言いますし。

 

人の感情を色として視認することができる特殊能力を持つ捜査官、心野朱梨(飯豊まりえ)が主人公の、基本一話完結の事件もの。それのシーズン2ですね。

前シーズンの記憶がかなりあいまいなんですが、風早( 浅香航大)のキャラクターってあんなナンパな感じでしたっけ?もっと主人公とぶつかって多様な記憶が…。ま、まあいいか(笑)

 

前シーズンで、感情をすべて失って廃人のようになっていた主人公の姉が回復したのですが、今シーズンはその姉が巻き込まれた?いや犯した?犯罪をシーズン通して描きながら、毎回別の事件を解決していく、という構成でしょうか。あ、それと謎のタイ人。特殊能力者をもう一人出すのはいいんですが、なんでタイ人なんでしょう。なんか意味か仕掛けがあるのかな?

 

第1話は推し活、第2話はヤングケアラーとかなり『今』的な題材を取り扱っています。バチっとはまった見事な脚本…とまではいきませんが、今起きている事象をミステリーに組み込もうという意欲は感じます。

そういえば「全領域異常解決室」も推し活を取り上げてましたね。オクトーの方がリアリティがあって人の心の恐ろしさを実感させられて、しかも終わり方に救いがないところが強烈でした。

まあ全領域の方はオカルト・超常現象っぽく見せないといけないという縛りがあるので、リアリティで劣ることは仕方ないのかな。いや、推し活する人の行きつく先の狂気として、人の心の恐ろしさとして、このドラマの方が上手かったかなぁ。

 

主人公が容疑者の感情をスケッチする、そのスケッチが事件の謎の解明にもっとわかりやすくロジカルに役立ってくれるとカタルシスが大きくなるんですが、さて次回はどんな容疑者のどんな感情をスケッチするんでしょう。期待します。