「どんでん返し」「意外な結末」と紹介されることの多いこの作品。
確かにそれはそうなんですが、個人的には「驚き」よりは「悲しさ」「寂しさ」「虚しさ」を強く感じました。
悲しい復讐の物語、そう言える気がします。
欲を言えば9人の翻訳家それぞれが抱えるものをもっと丁寧に深堀りしてくれれば、(それがうまく行けば、ですが)もっと心に刺さる作品になったのに、と少しだけ残念です。
ただし1時間45分という短めの尺に、ギュッと詰め込んだこの作り方も充分以上に楽しめるエンターテインメントに仕上がっていると思います。
