『ミステリと言う勿れ』1,2回感想 | 感想亭備忘録

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お話しは面白いです。

原作が名作マンガなので当然なんですが、まずまず見せ方もそれほど問題なくイケてるんじゃないかと思います。

 

で、世間で話題になっているキャスティングですが、やっぱり微妙にずれてる感じはしますね。

演者さんたちは芸達者揃いですし、ものすごく上手く演じてらっしゃるとは思いますが、原作を読んでいる立場からするとすこーし違うなあと言うのが正直な感想です。

 

まずは菅田将暉さん。

かなりキャラクターを寄せてるとは思うんですが、どうしても「抜け目がない」感じが出てしまうように思います。俳優さん個人の印象として、他者と積極的に関わろうとする人、というイメージもあります。だからどうしても発言が「説得」や「説教」、「演説」に見えてしまう時があるのです。

 

原作の整はもっと他人事として語っている、もしくは独り言を言っているような、そんな浮遊感がある気がします。自分が殺人事件の容疑者になってしまっているにも関わらず、そこに感情を乗せることなく、思ったことを口に出してしまう。そしてそれが聞く人に勝手に刺さってしまうって感じかな。

 

ドラマ単体としてみるのなら、ボーッとしているようでいてここぞという時には言葉で相手を刺す、そういう探偵役として問題なく見れるのかもしれませんね。

 

長々書いたんですがあまり言いたいことを的確に言えてる気がしませんw

 

他のキャストさんのことも少し。

尾上松也さん。

軽薄で流されやすくておっちょこちょいで愛される若手刑事を、きちんと演じていらっしゃいます。が、どうしても貫禄がある。風格がある。体格的にもオーラ的にもちょっと堂々としすぎてる気がしますw

 

伊藤沙莉さん。

原作の風呂光よりかなり暗い役作りになってますね。なんか演出意図があるんでしょうか。原作ではもっと明るいキャラクターなので伊藤沙莉さん持ち前の明るさをもっと出してあげてほしい気がします。

 

なんだかんだ言ってそこそこ面白いので次回も楽しみではあるんですよね。

 

あ、追記で。

「なぜ人を殺してはいけないのか」について整が話す時にバスの壁をゴンゴン叩く描写があったんですが、あれは何だったんでしょう。せっかく面白い角度の話なのに聞きづらいし気が散るし意味ないと思うんですけどもね。