癒しに特化したドラマでした。「私の家政夫ナギサさん」最終回感想 | 感想亭備忘録

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詰め込みましたねぇ、最終回。

それまで母娘のドラマ?お仕事ドラマ?三角関係の恋愛ドラマ?と思わせつつどこにも踏み込まなかったこのドラマですが、最終回にものすごい勢いでメイ(多部未華子)とナギサ(大森南朋)の恋愛模様(?)を詰め込んできました。

 

契約結婚から二人での生活に対する不安と行き違い、ライバルの後押しから話し合いでの解決、とそれはもうすごいスピードです(笑)

そして状況はもちろん劇伴もふくめて「逃げ恥」風の演出がされていました。一話に集約したのだから当然ですが、二人の関係も掘り下げる、ということはしません。なんだかんだでめでたしめでたし、な幕引きでした。

 

批判しているわけではありませんよ。

このドラマはこれでよかったんです。深く抉ればどんな人間関係でも割り切れない事や納得できない理不尽がどうしても見えてきてしまいます。そういう掘り下げを一切切り捨てることで、視聴者を癒す、ほっこり幸せな気分にさせる、そこに特化したドラマになりました。そしてそれは成功したと思います。

 

深い感動や共感、人が生きる上での指針、そういったものを感じたり読み取ったりするドラマではないのです。そういうドラマはもちろん大切だし面白いのですが、やはり疲れてしまう事もあります。特に今は新型コロナで大変な時期。こういうドラマばかりだと物足りないかもしれませんが、おとぎ話的な幸せを目指すドラマが一つぐらいあってもいいのではないでしょうか。

 

とにかくホッとする肩ひじ張らずにみられるという意味でいいドラマでした。

 

あ、メロンパン号の登場はご愛嬌ですね。もっと背景に映りこむだけかと思ったら堂々としかもメイが絡んでいくとはw