光秀よ…お前は…「麒麟がくる」第21話感想 | 感想亭備忘録

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今回、光秀に関して言いたいことは

何しに行った?

ただそれだけ。

いやまあ、実際懸命に駆けつけようとして間に合わない事もあるでしょう。でもここフィクションですよね。物語的に何か意味のある行動として描いたんじゃないんですかね。ただ水汲むためだけに行かせる意味ありましたか?

控えめに言って「間抜け」でしかないです。

 

そんな物見遊山してる暇があるのなら、朝倉の客将として加賀一向一揆相手に鉄砲隊を実践指揮し経験を積む、とかそんな武将としての実力の描写をしたほうがいいと思うんですが。今のところ有力武将やら将軍やらの周りをうろうろしておべっか使ってるだけの無能ものでしかないんですが、果たしてこれが主人公なんでしょうか。

こんな無駄な与太話をつづけるぐらいなら、織田家に加入した後からやってもよかったと思います。

 

帰蝶の描き方にも違和感があります。実家の斎藤家に陰謀を仕掛ける(あまりにもしょぼかったとはいえ)ぐらいの豪胆な女傑なのかと思えば信長に子がいることに動揺し、勝ち目の薄い戦に夫が出陣すればうろたえて、旧知とは言え一介の浪人に過ぎない光秀に居場所を漏らすなどという情報漏洩をする………女傑どころか腰抜けです。妙林尼の爪の垢でも煎じて飲ませたいところ。

個人的には愛だの恋だのから離れて信長の国造り、政治軍事に共感しともに進む戦友的な関係になるのかと思っていました。ですがこの物語では信長の母の役回りだそうです。まあ、信長をマザコンっぽく描いていた節はあるので元からそういうつもりだったのでしょう。

この脚本は、戦国時代を家族、恋人、夫婦、親子などのウエットでミクロな関係だけで描こうとしているようで。

正直言って気持ち悪いです。今からでも脚本家変えてくれませんかね。

 

ああ、信長も。褒めてほしいってなんなんですか?褒められるということは褒めてくれる相手より自分が下位の存在であると認めることなわけですが、うーん…ダメな脚本をこれ以上罵っても仕方ないのでやめときましょう。

 

家康の行動も意味不明でバカバカしいし、相変わらず合戦シーンは広い野原にパラパラと兵隊がいるだけだし、雨が降ってるわけでもなく混乱しているわけでもない今川義元本陣にいきなり切り込めた理由がわからないし、薬屋がどこに行こうがどうでもいいし、毛利新助をクローズアップするぐらいなら前田犬千代や佐久間大学なんかの方が100倍重要なはずだし、梁田正綱の演技は何だか変だし…だれか…だれかなんとかしてください(涙