「シャーロック」第6回感想 | 感想亭備忘録

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今回は吉川愛さんがゲスト。

復帰されてからの彼女は大活躍ですね。

アンファンテリブル的な狂気を秘めた早熟な少女を演じることも多い彼女。今回は前世での殺人の記憶を持った女の子ということで、抑え目な演技でしたが、終盤の告白で見せた毒は流石でした。

周囲の大人の身勝手さや勝手なたくらみを逆手にとって痛烈な反撃をして見せた彼女の、そうせざるを得なかった寂しさや悲しさが胸に迫りました。

 

物語の質的にも問題なく、今回もディーン・シャーロックは全力で無駄にかっこよく、楽しめたのですが、一点だけ気になる点が。

 

モリアーティ教授はいらないんじゃないですかね。

 

あれがでてくるとどんなホームズ物も全体的にちゃちになるというか、悪いことは全部モリアーティのせい、郵便ポストが赤いのも太陽が東から昇るのも全部モリアーティのせい、みたいになってしまってかなり興をそがれるのですが…。

ホームズファンはやっぱりモリアーティとの対決を望むんでしょうかねえ。個人的にはすべての犯罪の裏で糸を操る、みたいな存在が出てくるとどうも白けちゃうんですよね。人間世界ってそんなに安っぽいのかなあと思えてしまって。

 

でもまあこの流れだと終盤はモリアーティとの対決になるっぽいのでお手並み拝見というところです。