「G線上のあなたと私」第2回、「まだ結婚できない男」第3回感想 | 感想亭備忘録

感想亭備忘録

ドラマ、映画、小説について感想、解説、批評など。
願わくばたくさんの面白いコンテンツに出会えますように。

 

第1回の時にも意外と面白い、と書いたと思いますが、第2回も引き続きいい感じですね。

なんといっても波留さんの演技が素晴らしいです。今までどちらかというと演技が硬く、感情表現がいまいちなイメージがあったんですが、この役はいい感じに力が抜けていて、一つ一つのセリフや動きが楽しいというか、どう動くのかどう話すのか目が離せません。

 

ストーリー的には第1回の続きで、より深堀りしてきた感じです。

訳あり大学生は兄の元婚約者への思いに悩み、主婦は夫と姑との関係に苦しみ、アラサー元OLは自分の何にもなさに気づいて思い悩みます。それぞれの悩みを少しづつ共有することで三人の仲も近づいていき、かつ訳あり大学生の兄の元婚約者の黒い部分もチラッと見えてこの先どうなるのか本当に楽しみです。

 

 

前回、話が進まないなあと嘆いたのですが、進まないでいいのかもしれませんね(笑)

ショートコント「結婚できない男」として十分に楽しめますし、そうやって楽しんでいる中で何か進むのであればそれはそれで面白い、とあまり期待しすぎずに笑っていることにします。

 

視聴者の予想を細かく裏切っていく脚本も楽しいです。

今回でいえば、隣に住む女優のドラマの練習のセリフを壁越しに聞いた信介(阿部寛)が「殺人計画が行われている」と誤解して大騒動が巻き起こる、のかと思いきやその予想を裏切って、信介がそれをネタにいたずらというか嫌がらせをやって見せただけだったり、嫌な事ばっかり言うと思わせておいて、ここぞという時に心にしみるいいセリフを言った…のかと思ったらそれも嘘っぱちだったりと、本当に細かく細かく予想を裏切ってくれます。

この調子で大筋でもなにかひっくり返してくれると楽しいのですが、さて、どうなるのでしょう。楽しみです。