「監察医 朝顔」第2回感想 | 感想亭備忘録

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初回に引き続き雰囲気はとてもいいです。

それぞれのキャラクターに味があって、どことなく落ち着いた印象を受けます。

 

気になるのは物語の焦点の当て方です。

今回の事件は「気温30度を超える場所での凍死」でした。であるなら謎解きの焦点は、なぜ暑い環境で凍死が起きたのか、という部分であってほしいのですが、そこはあっさりと朝顔が現場に行って地面に顔をつけただけで解明してしまいます。

謎解きの焦点は、死者が食べたフグの種類は何か…いや、それはそれで重要なんでしょうが、そこはきちんと周辺の聞き込みができていれば入手経路は判明するわけで…。

なぞ自体はちょっと肩透かしの印象がぬぐえません。

 

それともう一つ気になるのが、朝顔(上野樹里)と桑原(風間俊介)の結婚に朝顔の父、平(時任三郎)が反対する流れです。そこを中心に持ってくるんでしょうか。そこはあくまで背景として緩くやってほしいところなんですが、恋人の父親に認めてもらうだの、娘の彼氏が刑事という自分と同じ過酷な職業だから反対、だののグダグダを無意味に引っ張りそうで心配です。

もし、それをやりたいなら刑事と監察医、という職業を背景に追いやって、震災と家族というテーマでじっくりやってほしいところです。

 

なぞ解明手順の手抜き具合と、結婚するのしないの認めるの認めないのの枝葉に話が流れそうになっているのが心配になる第2回でした。

(この際、謎なんか全部ほっぽっちゃってホームドラマ、家族のきずなの物語にするのもいいのかもしれませんが。)