「ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~」第6回感想 | 感想亭備忘録

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物語として充分楽しめるレベルにあると思います。

今回は医療ドラマと言うよりは、仲間、チームが主題でした。プライドと理想が高く、責任感が強いせいで孤立しがちなヒロインが理想とする存在(父親)と自分の現実の差に焦り、悩むのですが、周囲の協力を得て一人で何もかも抱え込むのではなく仲間、チームとして取り組むことで進むべき道が見えてくる、というある種定番ではありますが、説得力のあるお話でした。

 

いいお話でしたが、2つほどツッコミ的に指摘しておきたいことが。

ひとつは今回のラストシーンはどう見ても「最終回」っぽい演出になってしまっていました。しかも打ち切り漫画の最終回のような(笑)

「彼らの戦いはまだまだ続く・・・・・・・・・○○先生の次回作にご期待下さい!」とキャプションが入りそうな(笑)

 

もう一つは、放射線科がものすごく暇そうに見えるんです。

一人の患者に全員が集中して他の業務は全くしていなかったり、読影が溜まりに溜まって時間が足りないはずの放射線科の医師が、職場で推理小説について長々雑談してたり、技師たちもパン食いながら暇そうにしてたり、プラモデルかなんか作っていたり、主人公からして現在の病院の業務の合間に読影の依頼を受けているようです。

現実そのままに、流れ作業的に次々技師たちが撮影し続ける必要はないにしても、ちょっと忙しそうな演出を入れたほうがいい気がします。

 

細かいツッコミですが、ドラマは作り話です。

ですが、だからこそどこかで本当らしさは担保しないと全体が嘘くさくなってしまう気がします。

 

基本的なお話はそこそこ面白いものを見せてくれています。このクオリティーを維持するのはもちろんですが、どこかでブレイクスルーしてほしいところです。