「メゾンドポリス」第2回感想 | 感想亭備忘録

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今回はかなり面白く見られました。

やはり第1回はメゾンドポリスや底に住む人々の説明、紹介に時間を割かれて、事件の解明過程を急ぎ足でやり過ぎた感がありました。

今回は丁寧に事件を追ってくれて、事件自体の謎を楽し無事が出来たように思います。

 

ただ、今度はおっちゃんたちの描写がかなり減ってちょっと普通の事件モノになってしまっている気はします。個人的にはコレぐらいの配分でいいとは思うのですが。

 

ただし事件の謎は興味深かったのですが、ちょっと雑な部分が気になりました。最初の被害者はトイレで内側から接着剤でドアを目張りして自殺していたように見せかけて、犯人が外側から接着剤のノズルをドアの隙間に突っ込んで目張りした。ということのようですが、いくらなんでも外から目張りしたらそれなりの痕跡が残りそうなものです。

それにその際部屋の鍵を内側から閉めるために共犯者が室内に隠れ、死体発見のどさくさに紛れて部屋を出ていった、ということですが、下手をしたら部屋を出ていくところを誰かに見られるかも知れないというかなり高いリスクを犯していたということになります。

密室トリックの仕掛けが2つとも「たまたま」うまく行ったという幸運に支えられているのはちょっと雑だなあと思ってしまいます。

 

事件の見せ方、おっちゃん成分の割合は、かなりいい感じなのでこの調子でもう少し事件自体の詳細をしっかり詰めてくれれば楽しめる作品になると思います。あ、夏目(西島秀俊)や、ひより(高畑充希)の過去の事件も気になりますね。

 

それはそうとメゾンドポリスのオーナー伊達(近藤正臣)は元副総監なんですね。副総監と言えば警察官僚のキャリア組の中でも超超エリートです。鑑識の杉岡(西田尚美)をよく知っているような描写でしたが普通なら接触できないレベルの階級差があるように思うんですがどういう関係だったんでしょうね。