「陸王」第4回感想 | 感想亭備忘録

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このドラマもこの第4回でひとまずの成功を収めるところまで描かれました。

こはぜ屋の宮沢社長(役所広司)を中心に、こはぜ屋社員、飯山(寺尾聰)、宮沢の息子・大地(山崎賢人)、スポーツショップの有村(光石研)、それに元アトランティスの村野(市川右團次)が加わって、陸王を支えるメンバーが揃いました。

茂木(竹内涼真)に陸王を履いてもらうという第一段階の目標も達成し、あとは結果を出すだけというところです。

悪の親玉・小原(ピエール瀧)も最後に鋭いところを見せ、一筋縄ではいかないラスボスの存在感を感じさせてくれました。

 

この後どう展開させるのでしょう。素直に行けばアトランティスのR2vs陸王で火花散る闘いが、というところですが、予告では茂木が陸王を履いてくれるかくれないかでヤキモキしているようです。あまりそれで引っ張るのは感心しませんね。

あの娘が振り向いてくれるのか振り向いてくれないのかでヤキモキするちゃちな恋愛ドラマみたいになってしまいます。

 

もっと研究開発でしのぎを削るところが見てみたいですね。今のところソールの硬さだけでシューズの他の部分では全く苦労をしていませんから。少しづつ改良を重ねて、既存のシューズを打ち破るところをみてみたいのです。

 

どんな課題を登場させ、どういうふうに乗り越えていくのか、期待したいと思います。