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膀胱腫瘍顛末記

36歳の夏、血尿からの膀胱腫瘍。TUR-BT手術を経て病理検査報告までの顛末。

入院最終日、すでに前日にドレイン抜去を済ませた身。やっと退院と思いながら朝食を食べているとI先生登場。
「どうです?痛みは。」
特に痛みません。
「そうですか。それと~ 手術の写真見ました。やっぱり良性じゃなくて悪性。深く削っといてよかったです」
は~そうですか。

退院の今日まで辛い精神状態に落ち込む度に良性の可能性もあるんだと奮い立たせていたが、一気に力が抜けてしまった。

次回は病理検査。2週間後。
朝、待ちに待ったドレイン抜去。痛いとも聞いていたがそうでもなかった。正確に表現すると大量のおしっこが尿道内をゆっくりせり上がっていく感覚。一瞬漏らしたかなとさえ思ったが、実のところドレインが尿道内を抜けていく感覚であった。先生が捨て台詞のように「おしっこの時しみますよ」と。

術後初めての排尿。やや緊張したが、あれっ、べつに痛くない。むしろドレインにより拡げられたであろう尿道を勢いよく流れる尿が快感でもある。自分の場合腫瘍が尿道への入り口をふさぎがちだったため術前の勢いが弱かったこともあり久しぶりに感じる尿の勢いに感動した。
浅い眠りを繰り返しながら朝を迎えた。以外と寝られた。出血はまだありそうだけど痛みはほぼ治まった。M先生の手術がうまかったのかな。器用そうな感じだし。朝ごはん、看護師さんの監視のもと上半身を起こす。お腹が空いていたので早速いただく。からだを拭いてもらってからの歩行訓練。点滴にドレイン、いろいろついて歩きずらい。ドレインによる尿道の違和感もほとんどない。今の所順調。

午後点滴を外す。ひとつ楽になった。問題はドレイン。寝返りしづらいし歩きづらく何をするのも億劫。