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歩いてしまう街づくり・・・

『こんにちは(^-^)/ロングライフの桜井ひろみです。

日本の中で、高齢者が最も“住みよい街”としてあげられるのはいったいどこでしょうか…?

高齢化対策として、それぞれの地域で、様々な取り組みが行われているようですが、新潟県のほぼ中央に位置する見附市は、人口4万人余りの小さな街ですが、日本一「健幸」な街になるべく、地域を挙げての改革を進めているそうです。
(東洋経済・10/13“ 日本のいい街 2012 ”より)

市の中心部にある市民交流センターは、毎朝9時になるとスポーツウエアに身を包んだ高齢の方々でごった返しているそうです。皆さんが集うその目的は、この施設で開かれる健康運動教室です。筑波大学発のベンチャー企業が開発した個人運動プログラムを、各自の体力や身体状況に合った運動で汗を流すのだそうです。

―3年前に友人に誘われ参加したという78歳の男性は、「この教室のおかげで、今でも野球の審判を続けられている。教室の仲間と酒を飲みに行くのも楽しみの一つ」、と晴れやかに話す。―

―健幸とは「体の健康だけでなく、人々が生きがいを感じ、安心して豊かな生活ができる状態」を指す造語だ。見附市が健幸な街づくりを本格的にスタートさせたのは2002年のこと。高齢化に伴う社会保障の増加が懸念される中、健康増進のための施策は喫緊の課題だった。―

―見附市が進めてきた取り組みは、運動教室だけではない。市立病院の一角には、市民が気軽に健康に関する測定や相談ができる「健康の駅」を設置した。運動教室に勧誘する役割も担っている。ほかにも、里山歩きや夜間の商店街ウォーキングといったイベントを催し、歩くことを習慣づけるとともに、中高年の仲間づくりを支援している。―

―これらの結果、健幸づくりへの取り組みを本格化してから3年で、市内在住の高齢者の体力年齢は15歳ほど若返った。また、年間医療費は1人当たり10万円強も抑制できた。介護が必要な老人の割合は2年連続で県内一の低さを誇る。―

―ただ、これまで順調に増えてきた運動教室の参加者数だが、2年ほど前から頭打ちが続く。「こんまでの施策によって、健康に関心がある市民はほぼ取り込めた。今後、関心のない層を巻き込むには、街そのものを変えていく必要がある」(健幸づくり戦略室長)―

―見附市は現在、新潟市や岐阜市など県内外の20市町と共同で、「市民が自律的に歩いてしまう街づくり」を進めている。昨年末には、政府の「地域活性化総合特区」にも認定された。―


「歩いてしまう街づくり・・・」発想が素晴らしいですね。具体的には、商店街に車止めを設置し、歩いて買い物しやすい環境を作ったり、街中の銭湯は散歩の後に市民が立ち寄り、交流できる施設として整備したり。

まさに「心が動けば体が動く!」だと感じます。様々なきっかけを提供し、高齢期の方々が新たな楽しみを見つけられる=健康の増進=医療費の削減。日本全体が抱える課題に対して、非常に理想的な解決策だと思えてなりません。』


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日本ロングライフ たび倶楽部での初 海外旅行 ハワイ

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