先日、北京天津へ行って参りました。
北京は前・居住地なので当然縁深いところなんですが、
天津はその前の、別の観点で言えば、
私が初めて中国に降り立って生活を始めた土地なのです。
手前は宿泊した「ルネッサンス天津レイクビューホテル」 (「天津万豪湖景行政公寓」)
(旧・天津賓館→この名前の方がタクシー運転手には通じる)
この湖の中心にある建物は天津市長の公邸らしいです。
素晴らしい眺め。
しかし、天津市長はただの市長と思うことなかれ~。
天津は中国政府直轄四大都市の一つ(他に北京・上海・重慶)。
大都市らしく、日々人々は生き馬の目を抜く勢いの渦中でもがき・・・
いえ。天津は昔から、今も、漫才のふるさとらしく、なんかのんびりした雰囲気があるのです。
相変わらずタクシー初乗りは8元。
結構乗ったなー、なんて思っても20元代だったり、
全体的に雰囲気がゆったりしているんです。
これは北京や上海から直で行ってみると感じられると思います。
それでも、私が来た14年前に比べ高層ビルも増え、
こんな素敵な場所ができました。
ここは「民園広場」というところで、主に飲食店が集まります。
面白いのがその形状です。
まるでローマのコロッセオ(多分そうに違いない!)をモデルにした円形をしています。
夜なんかはご覧のような感じなので飲食をしなくてもブラブラするだけでも特別な気分に慣れそうです。
自分はこの写真を見るとそれぞれ人生で目にした違うイメージが浮かんできます。
左の写真は映画「ニューシネマパラダイス」の冒頭のシーンに出てくるトトが自動車でくぐる門。
右二枚は東京大学。(キャンパス内にこういう箇所があるんです)
この日は食事に行きましたが、どうせなら珍しいものをと、チェコ料理の店へはいりました。
こんな感じで肉料理やビールが充実、価格は天津価格!
(つまり北京・上海のつもりでいると思ったより安いお勘定)
味もボリュームも大満足でした。
さらに、この日は週末で生演奏付きでした。
次の日外からの様子
ずばり「布拉格餐庁(プラハ・レストラン)」というお名前。
この辺りは馬場道という通りがあり、以前から観光用馬車が走っていたのですが、
今回それが大幅に増強、馬車が二両連結されているのを発見しました。
誰でも思い出の地があると思いますが、
自分には中国の思い出の地は天津です。
お値打ち価格、そして駐在の方が多いことで日本語情報誌、日本料理屋も充実している点でお勧めです。
チャンスがあれば、ぜひそのゆるゆる度をお楽しみください。