今日はちょっと志向を変えて、買い物の「物」でなく、
そのツールである「言語」について。
中国に来て、完全に海外だという気分になる人、どれ位いるでしょうか。
私は海外は意識するものの、どこか馴染んでしまうのが中国なんです。
その要因はやはり「漢字」です。
レベルとしては「エレメンタリー、ワトソン(ワトソン君、そんなの初歩だよ)」
かも知れませんが、お役に立てる方もいらっしゃるかと思い、
日中で同じ漢字なのに意味が違う例として「色の表現」を投稿します。
まず
「青色」
です。「青」なのになんでフォントが緑なんだよー!と思った方もいるでしょう。
しかし、中国語においては「草の緑色」的なものを指す場合もあります。
(日本語で言う「信号機の青」の感覚)
タオバオでは買い物カートに商品を入れる時、
色を選択すると画像もその色に切り替わるお店が多いですが、
たまに色を選んでも画像が変化しないという、ちょっとサボり気味のお店もあるので要注意です。
日本語の「青」と指定したい場合、「蓝色(lan se)」でOKです。
ちょっとややこしくしますが、あなたのベストなファッションを選ぶためにもう少しお付き合いください。
では、「青だと明る過ぎるの。ちょっとダークに紺色はない?」という方はどうするか?
中国語に「紺色」という言い方はございませんので、
代わりに「藏青(cang qing)」とか「深蓝(shen lan」でOKです。
次にその話題のグリーンは、もちろん「绿色(lv se)」で出ます。
ちょっと応用してオリーブグリーンは「橄榄绿(gan lan lv)」、ミリタリーグリーンは「军绿(jun lv」です。
(フォントの色が適切かどうかは自信ありません)
他にもカーキは「卡基(ka ji)」となります。
そして驚くべきは→「粉色(fen se)」。
あえて色は付けませんでしたが、これはピンクを指します。
何よりお店によって色の解釈はまちまちなので、よく色のサンプルと名称をにらめっこすることが肝心だと思います。
今日はここまで。