オオキベリアオゴミムシ Chlaenius nigricans 


2025/6/30, 秋田県秋田市

Length: 21 mm


 大型で色彩が非常に美しいアオゴミムシ。しかし,その美麗な外見からは想像できない,残酷な「カエルハンター」の異名を持つゴミムシでもある。幼虫・成虫ともにアマガエルなどのカエルを襲って食べ,特に幼虫は,カエルの喉部に噛み付いて体液を吸うという何とも残虐な方法でカエル狩りを行う。そのため,田んぼや河畔林,池周りなどの,カエルが多く生息する環境にとても多い。秋田県では低地の水辺環境を中心に普通に見られる種である。

成虫は5月ごろから夜間に活発に歩き回る上,ライトトラップなどの灯りにもよく飛来する。そのため,夜間であれば成虫を見つけることは容易い。しかし,それとは裏腹に,幼虫の姿を見かけることはほとんどない。幼虫がカエル狩りを行っている光景を,是非とも一度野外で見てみたいものだ。