ホソアカガネオサムシ Carabus vanvolxemi
2025/11/29, 秋田県大館市
Length: 23 mm
東日本に生息する,寒冷な地域を好むオサムシ。東北地方では低標高〜高標高まで広範囲で見られる一方で,南に行くにつれ,高標高地域に分布を限るようになる。秋田県では,よほどの海沿いや低地を除けばどこでも見られる。とくに冬場のオサ掘ではコクロナガオサムシと並び最も簡単に見られ,しばしば5〜10個体の集団で越冬している。
本種は隣の青森県でもよく見られるが,青森では前胸やエリトラの色彩が緑〜青色になる個体がほとんどだったのに対し,秋田県では画像の個体のように紫,そして銅色っぽくなる個体まで,さまざまな色彩の個体が出現する。地域ごとの色彩の微妙な変異を調べたら,実は面白いのかもしれない。
活動時期は地面を歩くほか,樹液を求めて木登りをする個体が見られる。それ以外にも,ビーティングで叩かれるような草本類にも登っていることがある。活動時期の行動範囲は意外と幅広い。
