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Long Goodbye 1981

日々思ったことをひっそりと

12月16日は衆議院選ですね。

今回の総選挙は何やらトンデモな国家観を打ち出した政党が政権与党になるかもしれないとの事でネットを中心に怒りの声が上がっています。

僕は16日に選挙に行くし、選挙には行くべきだという立場をまず表明した上で気になった事を言わせて貰いますが、

「まだ、選挙に行かないなんていってる奴は奴隷根性丸出し」みたいなツイートとか、「この期に及んで、まだ経済が大事とか抜かしてる奴云々」みたいなツイートが何十人もの人にRTされてるのをみると正直違和感を覚えてしまいます。


まあ、どう考えても経済も大事だしね…

僕らが、「金なんか大して欲しくない。」「ワーキングプアでも幸せに日々暮らしてる」みたいな、経済を重要視しない価値観を持つことが出来たのも、ある種、上の世代が作り上げた経済的なインフラのお陰という側面があるし、経済的な豊かさがあったから、社会に人々の多様性を保障することができた一面もある。

そこらへんの反省なしに、単に、話を正義の若者対老害みたいに矮小化し、社会を語るような人々には与することが出来ないんですよ。

というか経済は大事であり、当然ながら脱原発もするべきだし、社会的弱者や性的少数者が暮らしやすい社会にするべきだ。

子供から、若者そして、中年、お年寄りまで全ての世代が未来に希望が持てるような国にしてゆくべきだと思うんですよ。

綺麗事みたいだけど本当そう思う。


まあ、そう言っても国防軍ですよね…。

ぼくは戦争に直接繋がるようなことに関しては、アレルギー的に拒否反応を示すような人間でいたい。

この間、ニコ生観てたら日本も徴兵制を布いて中国、北朝鮮に対抗すべきだみたいな意見を言ってる人のコメント沢山出てきたけど、そういう人の発言の根拠とかって、「このまま中国に舐められっぱなしじゃ…」みたいもんなのね。

「舐められたくない」とかで戦争されたらたまんないですよ。。。


片山議員の「天賦人権説」の否定ツイートも数日前ツイッターを賑わせていました。

ぼくあんま詳しくないけど天賦人権説ってジャン・ジャック・ルソーとか啓蒙主義の人たちの唱えた思想ですよね(違う?)

その後、天賦人権説はアメリカの独立宣言やフランス革命によって具体化されてゆくという歴史的事実がある。

天賦人権説事態が当然ながら歴史的に権力構造と不可分の状態にあった。そこからフーコーの生権力論とかにも繋がるんだろう。

だから、もともと権力とぴったり寄り添って今に至る人権概念そのものを脱構築していこうって言うんだったらまだ分かる。(思想と政治は違うから、本来それでもアウトなんだけど…)

でも片山さつきが言っているのは、生活保護叩きと根は一緒で、単に権利を主張する弱者は気に入らないという感情だろう。

進歩的文化人なんて言葉は散々馬鹿にされてきたけど、分かりやすく退行しちゃ駄目ですよね。


実は僕、今回どこの党も応援してないんです。だけど、先日ツイッターで(ツイッターネタばっかりだな笑)津田大介氏が呟いていた「自民党にも優秀な議員が沢山居るんだけど、一部のちょっとヤバイ主張の人が党の中心になってきてるんで今回自民はパスします」みたいなツイートとほぼ同意で、今回自民には政権取って欲しくないから、消去法で投票するという感じですね。

同じような人結構いるんじゃないでしょうか。

ただ、それじゃあリミッターにはなっても恐らく輝かしい未来はないので、リベラル勢力の方は保守勢力をただ批判するだけじゃなくて、人々に希望を与えるような理念なり国家観を掲げて欲しいですね。


なにはともあれ選挙行きましょうよ。