薄毛について書きたいと思いますが、一言で薄毛と言ってもいろいろあります。
今回は産後脱毛症（分娩後脱毛症）について書きたいと思います。
産後脱毛症（分娩後脱毛症）
産後脱毛症（分娩後脱毛症）とは、出産後に一時的に髪の毛が抜けてしまう脱毛症の事です。約７０％の方が抜け毛が多くなったと感じてしまう出産後の悩みのひとつです。
しかし見て分かるような脱毛になる事は多くありません。
ただし出産後のストレスや生活習慣の変化、睡眠不足などでホルモンバランスが崩れたり、精神的な影響があったりすると抜け毛になる事がありますので、そちらの事も注意が必要と思われます。
産後脱毛症（分娩後脱毛症）の原因は、妊娠中は胎児に栄養が行ってしまったり、毛周期（ヘアサイクル）が女性ホルモンが増加して髪の毛の成長期を保っていたものが、出産後に休止期にすぐ移行してしまうためと考えられています。
抜け毛が増えてしまっても、出産後約６ヶ月でホルモンバランスが正常になってきますので、少しずつ元の状態に戻ってくるでしょう。
ただ一人一人の回復には差があるため、６ヶ月～１年ぐらいで自然回復すると考えていた方がいいでしょう。
１年近く経っても抜け毛が治まらない時は、ホルモンバランスの崩れよりもストレスや生活習慣の変化、睡眠不足などや精神的な影響が考えられます。
その様な場合でもあまり深く悩まずに自然治癒力を高めるようにして、その時の状況で適切な処置ができるように心掛けましょう。
それは産後脱毛症（分娩後脱毛症）は他の脱毛症とは違って、自然回復するのが一般的な傾向だからです。
出産後は子供の世話をしながらですので大変ですが、食事で栄養バランスを考えたり、生活リズムを整えたりしながら自然治癒力を高めるようにしていきましょう。
その自然治癒力を高める中の１つとして手軽に始められる事があります。
それはヘアブラシを使って正しいブラッシングをする事です。
髪と地肌にやさしい天然毛のヘアブラシを使って正しいブラッシングをして、自然治癒力を高めるようにしていきましょう。
これなら短時間で行えますので、子供の世話の合間にでも出来そうですね。
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