読了。
久々に森絵都氏の小説も良いなーと思って手に取ったが本書。
6つの短編が収録されている。
出会いなおし (著)森絵都
森絵都氏の作品は、「いつかパラソルの下で」「風に舞いあがるビニールシート」など大人が主人公の小説も読んでいるが、中学生が主人公だと思われる「カラフル」「ゴールド・フィッシュ」、高飛び込みの選手が主人公の「DIVE!」を読んで、青春小説に強い(?!)というイメージだった。
これらの小説は2008年と2009年に読んでいる。
え、17、8年前くらい!
「久々」どころの騒ぎではない。
さて、本書に収録されている短編それぞれ、大人が主人公であった。
「え、こんな雰囲気の物語も書くの?!」と驚くような作品もあり、大変引き込まれて読んだ。
本書のタイトルにもなっている「出会いなおし」
物語は、ギャラリー。
主人公の初の個展の会場である。
炎天下に会場に現れたのは、7年以上も顔を合わせていなかったナリキヨさん。
イラストレーターの主人公は、ナリキヨさんから週刊誌の連載小説の挿絵を依頼され、仕事上のパートナーという関係。その後も違った形で仕事を共にしている。
物語のこの部分を読んだ時に、なるほど、年をとるのって面白いものだと思った。(太字部分は本書からの引用)
年を重ねるということは、同じ相手に、何回も出会いなおすということだ。会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる。
「カブとセロリの塩昆布サラダ」の主人公は、現在の私と同じくらいか少し若いくらいのワーキングウーマン。
会社帰りにデパ地下に寄って、タイトルの「カブとセロリの塩昆布サラダ」を購入する。帰宅後、食べてみて…
普通の人が普通の日に普通の行動をして、しかし、こんな物語になるのか…と先が知りたくて、急いで読んでしまった。
この他の4作品は、それぞれガラッと作風も変わっていて、おもしろく読めた。
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自由が丘の「Café BEL AMER(カフェ ベルアメール)」にて。
「ミルフィーユ ショコラ」
さすが、チョコレート屋さん!美味しいチョコレートを使ったスイーツでした。
やっぱりチョコレートは大好きだ。

