国立西洋美術館に行ってきた!!!
「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」展である。
印象派の展覧会は混み合うと思っていたので、平日の朝一(国立西洋美術館は9:30から)に行ける日を虎視眈々と狙って、本日、決行となった。
本展覧会は10月25日から2月15日までの長期間の開催である。
きっと年明けからは激混みだろうが…と高を括っていた私は9:29に到着。
なんと、開館待ちの割と長めの列が出来ており、ちょうど動き出したばかり、といったところ。甘かった…。
チケット所持列に入ると、そのままスムーズに地下の会場入り口に案内される。
人が多いので、荷物を預けないでそのまま入場したい気持ちになったが、冷静になってコインロッカーに預けた。
結果、預けて良かった…結局、会場をうろうろと2時間半ほど滞在していたのだ。
「室内」をテーマにした印象派の展覧会。
イヤホンガイドを借りて、いざ!!
エドガー・ドガ 「家族の肖像(ベレッリ家) 」
1858 – 1869年 油彩/カンヴァス オルセー美術館
こちらの作品、日本初公開なのだ。縦2メートルもある大作である。
喪服の女性はドガの叔母。
この伯母の一家を描いた作品である。
人物の表情、人間模様の想像はさておき、室内の様子はとても素敵だ。
ピエール=オーギュスト・ルノワール「ピアノを弾く少女たち」
1892年 油彩/カンヴァス オルセー美術館
いつ通り掛かっても「黒山の人だかり」という言葉が頭に浮かぶような人気ぶり。
少女たちの表情や色彩の美しさ!私も「人だかり」の一人となり、じっくり楽しんだ。
そして本作品が飾られている壁。
こちらの壁紙がまたまた素敵で、作品がより引き立つ感じ。
アルベール・バルトロメ「温室の中で」
1881年頃 油彩/カンヴァス オルセー美術館
こんなふうに展示されている。左右の装飾がなんとなく温室の窓を連想させるような。
女性は画家の妻で、温室に入ったところを描いた作品。
戸外が明るく美しい。
この女性が着用しているドレス「アルベール・バルトロメ夫人のドレス」(1880年 綿 オルセー美術館)が展示されており、そのウエストがあまりに細く作られていることに驚く。また、スカート部分がストライプ生地を折り込んでひだスカートとして作られていることにも驚く。歩くとひだが動いて中の白い地が見えるのだ。何とも凝った作り!
エルネスト・クォスト 「バラ」 1909 – 1916年 油彩/カンヴァス オルセー美術館
(当たり前だが)写真より、本物のほうがずっとずっと美しく、幻想的。
ギュスターヴ・カイユボット「ヒナギクの花壇」
1892-1893年 油彩/カンヴァス ジヴェルニー印象派美術館
自宅の壁面装飾のために描かれたもの。
イヤホンガイドによると、右下にある空間は何のためなのか不明だそう。
とにかく見どころ満載の本展覧会だった。
写真撮影可以外で気になった作品のメモ。
ポール・マテ「室内の子どもと女性」 1890年頃 油彩/カンヴァス オルセー美術館
少年の表情が…何だかとても良い。
エドガー・ドガ「マネとマネ夫人像」1868-1869年 油彩/カンヴァス 北九州市立美術館
この作品は、ドガがマネ夫妻に贈ったものの、マネが妻の顔の描かれ方に憤慨し、カンヴァスを切断したというもので、マネの妻の顔は分からない。気になる。
こちらの隣に、エドゥアール・マネ「ピアノを弾くマネ夫人」(1868年 油彩/カンヴァス オルセー美術館)が展示されていて、マネ夫人のピアノ演奏の様子が知的に美しく描かれている。ナイス展示と思った。
絵画だけでなく、セーヴル国立製陶所の装飾画家であったランベールが陶磁器企画販売業者ウジェーヌ・ルソーと共同で製作したジャポニスムのテーブルウェア、平皿が展示されていて、大変魅力的だった。
葛飾北斎、歌川広重、河鍋暁斎などの作品のモティーフが引用されている。












