読了。

主人公は大学を卒業しスポーツショップに就職し、郊外型ショッピングモールの店舗に配属された。

そして、ショッピングモールまで自転車で10分もかからないが、最寄り駅から徒歩20分(とチラシにはあったが20分ではとてもたどり着けない)アパートに住むことにした。

 

そのアパートの大家さんは大変マメで、定期的に回覧版メールが届く。

その内容がとても親切な感じで、且つアパートの住民も個性派ぞろいで、てっきり「ほのぼの」とした小説かと思って読み始めたのだが・・・

本作品は第6回(2019年)新潮ミステリー大賞優秀賞作品だったのだ。

 

箱とキツネと、パイナップル  (著)村木美涼

 

ミステリーだと思わずに読み始めたので、読み進めて行くと「え?」「どうして?」「え、怖い」「ちょっと何だか変」と驚いた。

 

よく考えるととても気味の悪い出来事が次々と起こるのだが、柔らかい文章と登場人物のユニークさで、そう恐ろしさは感じずに読み進めていった。

 

タイトルにある「キツネ」と「パイナップル」については物語の早い段階で登場したが、「箱」が何を示すのか分からず…。

 

主人公・坂出の大学の同級生であり臨床心理士希望の大学院生・藤井の分析が興味深かった。

 

物語の最後に様々な謎解きがされたような気がするが、まだなんか「キツネにつままれている」ような気もする。不思議な読後感であった。

 

********************

 

最近味わった美味しいもの。

 

「金澤 福うさぎ」

 

金沢みやげである。

 

 

5種類の石川県名産品を素材にした餡の入った蒸し饅頭。

 

左上のピンクのお饅頭から時計まわりに、
「能登産かぼちゃ」「五郎島金時」「能登大納言」「棒茶」「石川県産ゆず」である。

 

 

「棒茶」味の餡は初めてかも。美味しかった。

また、「五郎島金時」も金時芋の味がとても良かった。

こういう様々な味が入っているものは食べ比べが楽しい。

 

「ノースマン」

 

デパ地下「銘菓百選」で見つけると、ついつい買い物カゴに入れてしまうほど好きな「ノースマン」。こんなに種類があったとは…。

 

「銘菓百選」ではいつも「こしあん」を見かけるが、たまに季節限定のものもあり、かつて「ノースマン さくら」を味わったことがある。

 

上段左から「くり」「こしあん」
下段左から「つぶあん」「ミルク」「かぼちゃ」

 

 

今回味わった5種類のうち「ミルク」が気になった。

北海道産の練乳を白餡に練り込んだミルク餡がパイ生地とよく合い、何だか北海道っぽいではないか?!