5月3日に三井記念美術館で「五感であじわう日本の美術」展を鑑賞。

その記録、(その2からの続き)

 

展示室7 「Ⅵ.気持ちを想像してみる」

「鬼図」 山口素絢筆 江戸時代・寛政12年(1800)

 

 

この鬼のびっくり顔やのけ反った姿も興味深いが、表装がとても良い!

 

 

リズムがあって、この絵にとっても合っている気がする。



展示室3  「茶道具 夏の取り合わせ」

 

茶室「如庵」を再現した展示ケース。

 

 

最近訪れた出光美術館、根津美術館にもこのような展示コーナーがあり、とても楽しみなのだ。

 

床の間にかけれられた御軸は、

 

七夕の絵 即中斎文字「天の川」・岑一郎文字「七夕」

 国井応祥筆、文字即中斎筆・岑一郎筆  昭和時代・20世紀

 

 

「菊谷焼 梶の葉絵茶碗」 永樂和全作 明治20年(1887)

 永樂保全の長男の和全の作品。

 

「竹茶杓 銘七夕 裏朱塗笹絵」 共筒 即中斎作 昭和時代・20世紀

 

 

この茶杓が魅力的。

 

 

大変満足な鑑賞であった。

 

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三井記念美術館にはミュージアムカフェがあったのだが、現在はなくなっている。

残念な気もするが、周囲にはたくさんのカフェがあるので・・・・その分、ミュージアムショップが広くなり、まあ、それも良かったような。

 

そこで、近くの「コレド室町」「鶴屋吉信」の茶房で休憩した。

 

 

マーク入りのお茶碗、こちらのデザインは好きだ。ぐっとくる。

 

 

「生つばら」というお菓子とコーヒー。

 

 

抹茶とプレーンバニラ。

もっちり、しっとりとした焼き皮に、白あんとマスカルポーネで作った「マスカルポーネあん」が入っているのだ。

 

焼き皮が割としっかりしていて、マスカルポーネあんがふんわりしており、なかなかこれはバランスが良く、満足。

 

この2種類のほか「柚子」もあり、次回、三井記念美術館を訪れたら「柚」を食べたい。