読了。

 

ただいま見直し中 (著)小川奈緒

 

 

小川奈緒氏の著作は「直しながら住む家」を読んだことがある。

和風住宅を購入してリフォームしながら住む様子を紹介されていた。

 

その時は、小川奈緒氏の背景について気に留めていなかったが、本書によると、

かつてファッション誌の編集部でご活躍だったそう。

 

本書は、習慣にしていたこと、思い込んでいたことなどを見直したり、手放したり、変化させたり、そして、継続したり、新たに始めたりすることについてのエッセイである。

 

保険の見直し、物を手放すときに「メルカリ」を使うなど、興味深いお話が書かれていたが、「ゆるく続けるグルテンフリー」というタイトルのお話は特に印象に残った。

 

著者の小川奈緒氏はパンや焼き菓子好きの「小麦粉好き」だったが、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という書籍を読んだことをきっかけに、グルテンフリーの食事を試したそう。

 

結果、体調が良くなったそうだ。

 

最初はできる限り小麦粉を避けた食事をしていたが、

様子をみて、全ての小麦粉を使ったものを避けるわけではなく、お付き合いの席、頂き物のクッキー、ケーキは食べるという無理のない食事で、調子の良さは変わらず、無理なく続けられているらしい。

 

以前は食べたくて仕方がなかったパンも「そうでもなくなっている」そうだ。

 

これを読んで、アレルギーとまでいかなくても、人それぞれ合う、合わない食物があるのかも…と思った。

 

慢性的に体調が悪い場合、食事を見直すことは重要だ。

 

それから、著者が大腸の内視鏡検査を受けた時のお話も興味深かった。

私も近いうちに受けようかと思った。

 

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月に1度は訪れたいと思っている割烹でランチ。

今日も色々出していただき、大変美味しく、満足だった。

覚えておきたいものを記録。

 

うすい豆のお浸し

 

 

グリンピース?と思ったが、これは品種が違うようである。

調べてみると、グリンピースは甘味が多いが青臭い。

うすい豆(うすいえんどう)は甘味はグリンピースより少ない、しかし青臭さは少なく、ほくほくしている。なるほど。

 

鯛の白子 トマトソース

 

 

鯛の白子にトマトソース?と思ったが、このトマトソース、お出汁が効いていてとっても和の味なのだ。鯛の白子にとてもマッチしていた。びっくり。

 

サクラマス、揚げナス、花山椒のお吸い物

 

 

花山椒のピリッとした苦みが、具材の脂を良い感じに引き立てている感じ。

このお椀が豪華で好きなので記念撮影。外側がベージュなのだ。

 

隠岐の岩牡蠣

 

 

びっくりするくらい大きい。

割烹の大将によると「牡蠣はライムで」とのこと。

うーむ。確かにライムをかけると垢ぬけるというか、何というか…私はライムをかけて食べるほうが好みかも。

 

こちらに使われている「こんにゃく」は大変珍しいものだそう。

 

 

あの春日大社に神饌の一つとして供えられたものだそう。

奈良県の川上村で、樹木灰を使った古来の技法で生産されたものだそう。

確かに…一般的なコンニャクとは違った食感でまろやかな感じ。

 

この他、対馬のアジがお刺身で出たが、これがまた、脂が乗っていて美味しい。

「とろあじ」と言われているものだろうか。

アジには失礼だが(?)、アジとは思えないほど贅沢な美味しさだった。