読了。
垣谷美雨氏の作品は、読後「スカッ」とするので時々読みたくなる。
あきらめません! (著)垣谷美雨
主人公は、「私は定年まで頑張って働いたの。そのうえワンオペ家事育児にも耐えた。もうノンビリさせてもらってもいいと思うのよ」(太字部分は本書からの引用)という定年退職を迎えた霧島郁子である。
なんと、郁子は夫の郷里(かなり田舎で閉鎖的で、「昔ながら」の考えを持った方々が多いような雰囲気)に移住するのである。ああ、ここで私は思わず「それは止めましょう!」と叫んでしまった。
表紙にタスキをかけて走る女性の姿が描かれている。
主人公郁子は、市議会の女性議員・市川ミサオに出会い、様々なことに関わっていくことになる。そのうちの一つは勉強会。そこで話された内容に驚く。
スイスは1985年まで既婚女性は夫の許可なしで働いてはいけないという法律があったらしい。えええええ!!
その上、スイスで女性参政権が認められたのは1971年からだという。
いやあ、知らないことっていっぱいあるなあと思う。
主人公郁子は、女性社長を目指すという仕事の後輩に「先輩も私と同じ鮫タイプですよ。鮫は泳いでないと死んでしまいます。先輩も遣り甲斐や達成感がなければ死んだも同然ですよ」と言われ、どんどん「泳いで」いくのである。
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デパートの地下食料品売り場をふらっとしていたら、このような素敵なパッケージの品を発見。
「爾比久良(にいくら)」というお菓子。
練馬区の和菓子屋さん「大吾」のもので、
お店の所在地の「古の呼称」から名付けたものだということだ。
包みを開けると、こんな感じ。
ん?これって見たことがある。
榮太樓總本鋪の日本橋本店限定品の「楼(たかどの)」とそっくりである。
こういう「型」があるのかも。
半分にカットするとこんな感じ。
お店のwebサイトによると、「周りは卵黄と白餡を程よく調和させた、黄味羽二重時雨餡。中に上質の小豆餡と一粒栗を使用しています」
「榮太樓」の「楼」は真ん中に渋皮付きの栗、「爾比久良」は渋皮が付いていない栗。卵の風味がして美味しい。独特の食感で思ったより軽い感じ。





