東京国立博物館に行ってきた。
今年の正門生け花はこんな感じ!ちなみに昨年は竹で櫓?のようなものが組んであった。
新春恒例「博物館に初もうで」。
本館入口。こちらは昨年と同じもの。
本館エントランスの階段を上がった途中の生け花。
お正月といえば、本館2室「国宝室」である。
国宝「松林図屛風」 長谷川等伯 (六曲一双 紙本墨画 安土桃山時代 16世紀)
昨年もほぼ同じ写真をアップしている。
別の角度から。
左隻。
右隻第一扇に描かれた松。
近寄って見た印象と、離れた見た印象が全く違うように思う。
近寄ると、気持ちが揺さぶられるように感じ、離れると静かな気持ちになる。
重要文化財「紺紙金銀字大唐西域記 巻第十(中尊寺経)」(平安時代・12世紀 紺紙金銀交書)
経文が1行交互に金字と銀字で写経されており、大変美しい。
また、見返しの釈迦説法図も金銀泥で描かれており、私はこのタイプの絵図に大変魅かれる。
国宝「太刀 三条宗近(名物 三日月宗近)」銘三条
(平安時代・10~12世紀 渡邊誠一郎氏寄贈)
こちらは大変な人気で、ロープで仕切られた最前列鑑賞用の並び列が設けられていた。
天下五剣の一つとして有名である。
井上涼氏が美術作品を歌とアニメで紹介するNHK番組「びじゅチューン」の「特急 三日月宗近」のモデルになった太刀である。
もちろん列に並んで、わくわくと順番を待った。
おお、これが三日月状の「打ちのけ」といわれるものか。
東博には多くの刀の展示があったが、同じようなものは無かったように思う。
「梨地菊桐文蒔絵糸巻太刀鞘」
(江戸時代・17世紀 渡邊誠一郎氏寄贈)
「三日月宗近」の鞘である。
(続く)