伊勢神宮の外宮へ。

伊勢市駅から歩いてすぐである。

 

 

「外宮」は、衣食住、産業の守り神である豊受大御神をお祀りしており、

「豊受大神宮」が正式名称。

 

 

私は高校時代、剣道部に所属しており、夏休みに数校が集まる合同合宿に参加していた。

その時の宿がこの伊勢市駅近くの旅館で、朝食前に外宮までランニングをし、外宮の前で竹刀で素振りをして、そしてまたランニングで宿まで戻り、朝食、その後、合同合宿の会場である皇學館高校の体育館に移動し…(よく覚えていないが)恐らく1日中剣道をしていたのではないか…。

 

そんなことを思い出しながら、外宮さんをお参りしたのであった。

 

外宮さんの前のロータリーでこんなマンホールを発見!

 

 

可愛い!

 

そして、その近くの赤福外宮前店で冬期限定の「赤福ぜんざい」を。

 

 

「伊勢せきや 本店」前。

 

 

1階店舗で色々購入。「せきや」というと「あわび」製品が頭に浮かぶが、今回「パエリアの素」も求め、こちらを早速試してみたが、美味しい!!これは良い!

 

こちらの2階「あそらの茶屋」で提供されている「あわびの朝かゆ」、「伊勢海老の朝かゆ」にも興味がある。

 

 

外宮参道付近はたくさんお土産物屋があり、なかなか楽しい。

 

こちらが今夜の宿である。

伊勢市駅の前で、大変アクセスが良く2度目の利用である。

 

 

いつもインターネットの旅行専門サイトで宿を探しており、こちらは利用者のコメントで料理の評価が高い。

 

夕食

 

 

前菜「旬菜盛り込み」

 

 

こちらは前回もこのように「盛って」運ばれてくるのでる。

言うまでもないが、これは1人分ではない。

 

これが一人分。

 

 

左から、慈姑せんべい・鯛蕪の押し寿司(これが特に美味しかった)

海老湯葉と菜の花辛子和え、人参の玉〆帆立銀餡(これも、おおっという感じだった)

下のナマズのお皿は鴨ロースオレンジ煮(スライスしたリンゴが挟んである)

その隣は蟹と壬生菜の生姜酢ジュレ

 

椀物「甘海老芹なめこ出汁仕立て」

 

 

下仁田葱、霰柚子、蓮草

下仁田葱がとても美味しかった。

 

造り「伊勢海老と旬魚盛り込み」

言うまでもないが1人分ではない。

 

 

寒鮃、天然本鮪、地烏賊、あしらい彩々

いやあ、伊勢海老のお造り、やっぱり美味しい。

 

焼物「松阪牛溶岩焼」

 

 

肩ロース、バラ 冬野菜のピクルス

 

 

この石(溶岩?)のプレートに乗せるとジュウジュウと良い音がして焼けるのである。

 

「煮物」鰤と丸大根の小鍋

 

 

この小鍋が熱々で上の写真のように、ぐらぐらと煮えて運ばれてくる。

 

 

冷めるとこんな感じ。鰤、大根、揚げ餅、菊名。

うーむ、美味しい。こんな1人分の鍋が我が家にあっても良いかも。

 

食事「銀鱈と九条葱の石焼御飯」

 

 

これがもう、絶妙に美味しい。

炊飯用の土鍋(石鍋??)でやってくるのである。

 

 

お汁は「伊勢海老スープ」。

この石焼御飯、絶対に残したくはないというほど美味しく、

お代わりをして合計2杯も食べてしまった…。

 

デザートもしっかり。

 

 

水物「洋梨のムース レモンソルベ」

 

 

洋梨とルビーフルーツが添えられている。

 

甘味「季節の琥珀糖 焼芋フィナンジェ」

 

 

これもなかなかのお味であった。

 

こちらの宿は、なんと天然温泉なのである。

泉質は「ナトリウム・塩化物・炭酸水素沿塩泉 加温・加水」。

全部屋に露天風呂があるせいか、大浴場が空いており一人で独占できたため、それで満足し、前回は露天風呂を利用しなかったが、今回、利用してみるとこれがなかなか便利であった。

しかし、大浴場のお湯の方が「濃い」ように感じたのは気のせいか。

いずれにせよ、温泉が楽しめるのはとても嬉しい。