11月10日の記録である。

 

京都国立近代美術館で「京都画壇の青春」展の後、

引き続き「令和5年度 第3回 コレクション展」を鑑賞。

 

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京都画壇の作品のほか、アンリ・マティスの作品、アメリカ人写真家・ポール・ストランドの作品、友禅と型染めの着物など、そして河井寬次郎の陶芸などなど、大変見ごたえのある展示だった。

 

コレクション展のほとんどが撮影可だったので、「京都画壇の青春」展と関係のある作品で特に気になった作品を記録。

 

<福田平八郎>

 

「納涼」 (大正7年 紙本着色)

 

 

 

「花の習作」 (昭和36年 紙本着色)

 

 

福田平八郎は、来年2024年3月から大阪中之島美術館で没後50年の大回顧展が催される。大変気になる回顧展である…。

 

「みはれるまなこ」 髙谷仙外(大正4年 絹本着色)

 

 

 

<小野竹喬>

「奥の細道句抄絵」シリーズの作品が並ぶ。

 

 

「奥の細道句抄絵 田一枚植ゑて立ち去る柳かな」(昭和51年 紙本着色)

 

 

「奥の細道句抄絵 まゆはきをにして紅粉の花」(昭和51年 紙本着色)

 

 

「奥の細道句抄絵 五月雨をあつめて早し最上川(昭和51年 紙本着色)

 

 

とても贅沢な空間である。

 

 

「奥の細道句抄絵 象潟や雨に西施がねぶの花」(昭和51年 紙本着色)

 

 

「奥の細道句抄絵 浪の間や小貝にまじる萩の塵」(昭和51年 紙本着色)

 

 

京都国立近代美術館の窓から見た風景。

平安神宮の大鳥居、京セラ美術館が見えた。