今日は日本橋に行ってきた。
地下鉄を降りて、「ん?」と近寄ると、
「日本橋南詰盛況乃圖」 山口晃 2021
解説パネルによると、江戸から現在までの様々な街並みを混在させて描いているとのこと。これは楽しい。
私の目的地はこちら。
もちろん、ちゃんと描かれている。(解説パネルに「協賛:株式会社高島屋」と書かれていた)
8月初旬に催された「小西潮・江波冨士子展」で求めた品を受け取りに、
そして、
「高野光正コレクション 発見された日本の風景」展も気になっていたのだ。
本展覧会は、名古屋市生まれの実業家・高野光正氏がロンドン、アメリカで収集し、日本へ里帰りした作品が展示されている。
最初の作品、
鹿子木孟郎「上野不忍池」(水彩/紙)
鬱蒼と茂った木々の前に不忍の池が広がり、奥の方に小舟と長い棒で操る男性が小さく描かれており、魅力的な作品。
これを高野光正氏がニューヨークのクリスティーズで落札したことをきっかけに作品を取集し始めたとのこと。
鹿子木孟郎の作品はもう1点「断崖上の小径」(水彩/紙)が展示されていた。
断崖の下は海、海と山が近いところだろう。奥の方に狭い砂浜も描かれている。
小径には農作業のための道具を持っているような2人の人物が小さく描かれている。見たところ、耕作地らしきものは描かれていないので、これから畑に向かうところか。こちらも雰囲気があり、美しい色彩で素敵な作品。
英国の画家であり、庭園デザイナーでもあるアルフレッド・パーソンズの作品も良かった。数枚展示されており、特に気になったのが「雪中の仏像」(油彩/画布)。
雪の積もる仏像の傍に洋装の男性が描かれている。どういう状況なのかなと色々想像。
そして、吉田博の水彩画も数枚展示されていた。
私は、吉田博の版画が大好きなのであるが、水彩も油彩も魅力的である。
同じく、「光線画」の小林清親、版画作品しか見たことがなかったが、「厨ノ図」(油彩/紙)が展示されていた。小林清親の油彩画は初めてかも。
厨房に女性が3人、忙しく食事を作っているところか。中央に描かれたかまどから煙や湯気が出ており、とても惹きつけられた。
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展覧会を堪能した後、「美術工芸画廊」で品物を受け取った。
これは袋の中を上から撮影したものである。
小さな作品が段ボールの箱に入れていただいてある!
これは感動。
無事、自宅まで運べました。
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こちらは別の店舗で購入し、冷蔵庫で冷やしてあったもの。
廣井堂 「フレッシュフルーツで作った ふるーつ寒天」
生の西瓜、キウイ、桃、そしてパイナップルのコンポート(シロップ煮)が入ったフルーツポンチの寒天版。
季節によって果物が変わるよう。
これが何とも美味しい。寒天と、シャリっとした西瓜が何とも合う!
「え~、何でこんなに美味しいの~」と言いながら、がつがつと食べてしまった。
廣井堂webサイトを見ると「寒天もパイナップルのコンポートシロップ」とあり、うーむ。寒天部分もかなり美味しかった。
また、食べたい!!